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千絋side

狼男になった俺をみてあいつは、何も言わなかった。

その場の空気に耐えられなくて俺は言った。

千絋「あーあ、初めて家族以外に俺の秘密言っちゃった。」

『え?』

千絋「この事を知っているのは、家族とお前だけ。他は誰も知らないんだよね俺の秘密。」

少し間を開けてあいつが言った。

『なんでそんな大事な秘密を私に話してくれたの?』

俺は少し考えた。

(本当の事を言ってもいいのだろうか?)

そして決断をして言った。


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千絋「俺がお前の10年前の1週間について知っているから。」

そう言った途端彼女の目つきが変わった。

『え、どういう事!?なんで10年前の1週間のことを貴方が知っているの!?それについても何か知っているの!?』

あいつは、俺の胸ぐらを掴みながら聞いてきた。

千絋「俺は、全てを知っている。けど今はお前に話す時ではない。今話すとお前が壊れる。」

俺はあいつの手を離しながら、そして真剣に言った。

それでもあいつは詰め掛けてきた。

『壊れるって何!?教えてよ!あの1週間を!』

千絋「今のお前には、覚悟がない!自分でもあると思っていてもないんだ!」

つい怒鳴ってしまった。

怒鳴ってからしまったと思ったが

『ごめん。動揺しちゃって。』

とあいつが言ってきたのは予想外だった。

千絋「いや、俺の方こそごめん。こんなこと言って動揺するのは当たり前なのにな。」

あいつは首を横に振った。

『ねぇ、なんで狼男になったのかを教えて。』

千絋「あぁ。」

なぜ、こんなにすんなりと答えたのかはわからない。

だけど俺は初めから自分の過去を誰かに受け止めて欲しかったのかもしれない。


俺は、話せるところまで全て話した。

栄治さん、実春さんのこと。
俺自身のこと。

千絋「と、まぁ今話せるのはここまでだな。」

話が終わり俺がそう言うとあいつが笑っていた。

不思議に思って
千絋「え、なんかおかしかった?」

あいつは笑いながら話した。

『違うw月島さんっていっつもクールで全然表情変えないのに、今の話をしている時表情がコロコロ変わっていたから
[狼男]じゃなくて[狼男子]みたいだなと思ったのw』

少しびっくりしたが俺もつられて笑って

千絋「そんなこと、初めて言われたよ。w」

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設定タグ:恋愛 , オリジナル小説 , 狼男子   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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クローバー(プロフ) - キーマカレーさん» あー!そうなんですね!!いえいえ!!ありがとーございます♪応援してます! (2018年12月31日 17時) (レス) id: 58d118a862 (このIDを非表示/違反報告)
キーマカレー - クローバーさん» ポニーテールを左右どちらかの耳の上に縛った髪型ですね。ちなみに左に縛っている設定になります。わかりにくくてすみません<(_ _)> (2018年12月31日 11時) (レス) id: 1dc40d6119 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - あの、すみません!サイドテール?という髪型ってどういう髪型ですか〜?教えていた抱けると、幸いです! (2018年12月29日 19時) (レス) id: 6a204ac1b4 (このIDを非表示/違反報告)
- ゆ、夢主ちゃんが、、、、かわいすぎるーーーーーーーーーーー!!((バタッ 嫁にしたい........(ボソッ (2018年12月3日 19時) (レス) id: c38e501463 (このIDを非表示/違反報告)
すーぱーぼーろ - かわいいいいいいいいいいいいいいい (2018年4月3日 18時) (レス) id: 059b4556cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キーマカレー | 作成日時:2018年2月17日 23時

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