私の隣の男子は狼男子。

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宙華side

Aの話を聞いていて思ったことが２つあった。


1つは、絶対に月島に恋していること。

もう1つは、こいつ何か隠しながら話していること。


宙華「うん、だいたいわかった。けどあんたなんか隠しているでしょ。」

Aは、ギクっと視線を右斜め上にそらす。

『え、えーと…ゴメン、これだけは言えない…』

宙華「あんたが言わないなんて珍しいね、まぁそんなに探らないでおくから。」

気になりはしたけどよっぽどのことだと思って探るのはやめた。


宙華「んで、今の話聞いているとさぁ


.


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確実にそれは恋だね。」


『は！？なんで！？』

宙華「だってドキドキしたんでしょ。」

『いや、あれは少し走ったからで…』

宙華「絶対に違うな。ほんとは月島にドキドキしたんでしょ？」

『うっ…』

図星だったらしい。

宙華「私から言えるのは2つ、いい？
まず1つ目、あいつの心を動かすのは確実に難しい。何度もアタックして心を動かせ！！
2つ目、最大のライバルの沙菜に気をつけろ。油断していると奪われるぞ！！」

『は、はい！！！』


こうして私の恋の相談会？は終わった。

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