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凛月side




俺達はほとんど負けないで勝ち残り続けた
時間的にこれが最終戦だと思う
最終戦の相手は…






零「りちゅ〜♡A〜♡お兄ちゃんじゃよ♡」




兄者達UNDEADだ
兄者に負けるのは癪に障る




『零お兄ちゃん!羽風氏!』





『あどくん!こうくん!』





薫「久しぶりにAちゃんの羽風氏って聞いたね」





晃牙「何気にお前と戦うのは初めてか?」





アドニス「Aと対戦できること嬉しく思うぞ」






『僕達まけないからね!』





晃牙「俺らだって負ける気はねえから本気でこい」




泉「Aちゃんこっちおいで」





Aがにこにこしながらこっちに来る






凛月「兄者なんかに負けないから」





司「Knightsが勝ちます!」




嵐「アタシもいかせてもらうわぁ♪」





泉「ちゃんと付いてきなよ?お姫様達」





全『♪〜』






手応えはあった







零「ほう、中々やるのう」





泉「へぇ?朔間は余裕って訳?」





零「我輩は吸血鬼じゃからの」





零「夜は元気なんじゃよ」





『僕達よるの零お兄ちゃんにだってまけてないよ?』





薫「可愛い女の子達が来てくれてるみたいだし俺も本気出すよ」





アドニス「いつも本気を出してくれたら助かるぞ羽風先輩」





晃牙「お前らまで楽しませてやんよ」






UNDEAD「♪〜」





暫く見てなかった兄者の本気




これにはスーちゃんも驚きを隠せてない






司「なんですかこれ…」





泉「朔間零本来の力がこれなんだよ」





凛月「こんな時だけ本気を出すなんてうざ兄者」





嵐「羽風先輩の方も中々やるわね」





『零お兄ちゃんがえらんだひとだもん』







結果は引き分けだった
そこから何度も何度も延長戦を繰り返した






晃牙「はぁ、さすがにきちぃな」






嵐「もう3度目よ延長戦」






泉「そろそろ決着を付けないとねぇ」





零「我輩もキツくなってきたぞい」






みんながクタクタになってきた
決めるなら次しかない







『僕あれやる』




泉「無理しなくても良いんだよ?」





『だいじょうぶ!』




司「なんの事ですか?」





嵐「…司ちゃんはいつも通り歌ってちょうだい」









薫「朔間さんやらせていいの?」





零「本人がやると言っておる」





零「それになにかあれば我輩達が助ければ良い」





薫「うん分かった」







先に俺たちが歌う



でもAの全てがあの人にそっくりなんだ

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作者名:サキ | 作成日時:2020年3月15日 3時

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