126 ページ31
《A》
貴「 理香子ちゃん … 」
理「 … 今のあなたじゃ 合格なんて 到底 無理
一次試験すらも 。」
ゆっくりと その子に 近づいていく 。
理「 … … どうして こんなこと 、するの ?
あの時の 優しい笑顔は 、どこ 行っちゃったの … ?」
あの時 … ?
理「 面接試験の時 、… 覚えてるんだあ
やけに 媚びうってるのが 印象的で (笑) 」
あはは って 楽しそうに 笑う 理香子ちゃんとは 対照的に
曇った顔をしてる 。
理香子ちゃん … (笑)
理「 … … でも 、
緊張しながら 一生懸命 笑顔で 話してくれてたのも 、
覚えてるの 。」
「 … っ 」
その子の頬には 涙が 伝っていた 。
理「 あの時の 、
優しい 、あなたに … 戻って欲しいよ 、私も 。」
.
「 … ふぇっ 、… ごめ … っ 、
ごめ … なさ … っ 」
理「 それで 、いいんだよ 」
そういって 優しく 頭を撫でる 理香子ちゃん 。
うん 、やっぱり 素敵な人だ … 。
10人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
実亜(プロフ) - naOmiさん» コメントありがとうございます!そんな風にいってもらえて光栄です!亀さん更新にならないように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年8月10日 1時) (レス) id: dfae5940ba (このIDを非表示/違反報告)
naOmi(プロフ) - 初コメ失礼します!おはなしの続ききになります!更新お待ちしてます! (2015年8月10日 1時) (レス) id: f35e2d398a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:実亜 | 作成日時:2015年7月30日 22時