オオカミくんには騙されない

第9話 私だけの王子様 ページ41

No side




《 真夏のオオカミくんには騙されない 》


《 遂に最終回！！ 》


《 オオカミくんは一体誰だ！？ 》


《 笑顔と涙が入り混じる衝撃の結末が！！ 》




横澤『さあ始まりました、真夏のオオカミくんには騙されない！！
今夜も私横澤夏子とAmiちゃん、松田凌くんでお届けしていきます！』


Ami・松田『『お願いします！！』』


横澤『ということで...遂に最終回です、オオカミくん』


Ami『やだよーー』


松田『寂しいね、やっぱ』


横澤『そうですね...
まあ、とりあえずVTRの方見ていきましょう！』




《 覚悟を決める最後の密会デート 》



れいちぇる「...こんばんは笑」


りゅうと「お、やっほー。夜に会うの初やねんな？笑」


れいちぇる「うん笑笑」



れいちぇるはりゅうとを呼び出していた。


カフェに入る2人。



りゅうと「どう？元気してた？笑」


れいちぇる「うん笑 りゅうとくんは？」


りゅうと「俺も変わらず元気やで笑」


れいちぇる「ふふ笑」


たわいもない話をしつつ笑い合う2人。



りゅうと「...そういえばさ、もう次会う時告白やねんな」


れいちぇる「そうだね」


りゅうと「どう？緊張してる？笑」


れいちぇる「まだ実感がないけど、まあ笑」


りゅうと「...決めたんか誰にするか？」


れいちぇる「うん。もう迷いはないかな」


りゅうと「そっか、待っとるわ笑」


れいちぇる「...ありがとう」



最後のデートは終わった。



・



横澤『...はい、ということで。
最後のオオカミくん予想のお時間になりました』


松田『誰からいきます？』


横澤『じゃあ...Amiちゃんからで』


Ami『私はりゅうとで。色んな子に手を出しているあたりが怪しかった』


松田『俺はリョウタで。やっぱり全てが怪しい』


横澤『えー私はれおで。りゅうととリョウタも怪しいけど1番といえばれおかな』


松田『本当に今回、史上最強のオオカミくんですね』


横澤『それね！』


Ami『誰なんだろな〜』



横澤『...では、運命の告白シーンを見ていきましょうか』

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