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you side
リッキーから言われた言葉が頭から離れなくって...
乃々華「Aさんー?」
「...あ、乃々華!」
乃々華「ふふっ笑 気付くの遅いですよ〜」
全くもうって言いながらぷくーっと頬を膨らませる乃々華。かわいい。
乃々華「...Aさん、大丈夫ですか?」
「...え!やっぱり今日なんか変?」
乃々華「変っていうか...頭がずっとうわの空っていうか...」
確かに、今日のリハは全然集中出来なかった。
「ねー乃々華、私どうしたらいい?笑」
つい口から出てしまった言葉。
乃々華「お話聞きますよ!」
相変わらず頼もしい乃々華。
とても2個下とは思えない。笑
「あのね...」
少しでも気持ちを軽くしたくて、リッキーとの出来事を話した。
乃々華「...そうだったんですね。何て言ったらいいんだか。」
昔から乃々華は人の話をじっくり聞いてくれる子で、悩み事も一緒になって考えてくれる。
よく出来た子だ。
今も少し険しい顔をしていて、私の事を真剣に考えてくれているのが分かる。
乃々華「Aさんは、どうしたいんですか?」
不意打ちの質問に言葉が詰まる。
私、どうしたいんだろう...
「...正直分からないんだよね。
でも、リッキーと復縁するつもりはないかなあ。」
会ったらまた好きになるんじゃないか_____
今までずっと不安だった。
だけど...
今日会った時、話した時、
思い出を振り返った時、
私にはもうリッキーに対する恋愛感情が全く無いことに気付いた。
乃々華「...それが、Aさんの答えですよ。」
キッパリとそう告げられた。
「これが私の答え、か...
なんか、すごいスッキリしたかも。」
肩の荷が軽くなった気がする。
全て吹っ切れたかも。笑
乃々華「それなら良かったです!笑」
そう言ってふにゃ〜って笑う乃々華。
「よし、次の恋探そ!」
乃々華「ふふっ、切り替え早いですね笑
あっ、もしかして...!」
ハッと思い浮かんだような顔をする乃々華。
「ん?何?!」
乃々華「次の恋って...
案外近くに転がっているのかもしれませんね笑」
「え?」
乃々華「何でもないです!笑 また何かあったら言ってください♡」
「えー気になるじゃん!」
乃々華「のちのち分かりますよ、きっと!
さっ、リハ戻りましょ?休憩終わりですって!」
そう言って乃々華はガールズチームに戻って行った。
...小悪魔ちゃんだ。笑
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non(プロフ) - KatayoseRiseさん» これからも楽しみにしていて下さい^^ (2018年2月12日 13時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - chocoarisa606さん» ありがとうございます!頑張らせていただきます^^ (2018年2月12日 13時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - リッキー出てきて嬉しいです!! (2018年2月12日 1時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
chocoarisa606(プロフ) - 投稿ずっと楽しみにしてます!評価送りました!もちろん星10個です!更新まってます! (2018年2月3日 21時) (レス) id: 36d5e1538e (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - (名前)まなみさん» まなみさんこんばんは!コメントありがとうございます。これからも満足していただけるよう精一杯頑張らせていただきます! (2018年1月28日 18時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:non | 作成日時:2018年1月22日 19時