お話会に行ったら恋されたvol.3【桃】

107話☆ ページ15

さとみside




よし、次トロッコだな


絶対見つけてやっから




さ「＿＿＿＿＿♪」




どこだ……？




「「＿＿＿＿、＿＿＿＿＿！」」




チッ、見つからんねぇ……



地雷系とか量産型の服きたリスナーさんたちのうちわやペンラが見えるだけ


Aに似た子はいねぇな…






あ！！！





《指さして》





ファンサうちわに書いていたその文字と

うちわを持っていた女の子



目があってわかったよ、A



しょーがない、この彼氏の俺がファンサしてやんよ





さ「見つけた」





声出したらマイクから流れちまうから

口パクでAに向かって言葉を投げた





『見つかっちゃった』




そう返してくれたのもわかった


ライブ終わったら夜あたりに電話しよ！




＿＿＿＿＿ｵﾜﾘ＿＿＿＿＿




さ「お疲れさんでーす」


り「おつかれぃ！！」


こ「僕ちょっと喉やららたかも…」


さ「乙じゃんwww」


る「………」ｶｼｬｯ


さ「おい俺とも撮れるぅと」


る「ちょっと黙っててください」




そんな冷たい言葉を真に受けながら


AのTwitterを見てみる





《ライブ最高だった〜！


ファンサうちわ見てくれたの泣く；；》




…おい可愛いかよ




こ「さとみくんバリバリ言葉に出てるよ」


り「Aちゃん？」


さ「ちょっとお前ら黙ってろ、Aが可愛いんだから」

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