なんだかんだでここまで来ましたよ ページ8
「…改めて、僕は2年い組の川西左近です」
貴「へぇ、左近君」
乱「Aさん、本当に覚えてないですか？」
しん「僕達と一緒に食堂でご飯食べてるときにAさんにお説教した人ですよ。ほらあの、緑色の髪の人も一緒でしたよ！」
貴「あぁ、あの時の…」
蘇りつつあるよ、確か最先端の髪型だなと思ったもん
左「その…あの時は、急に怒鳴ったりしてすみません、でした」
何かちょっともじもじしながら謝ってきた
…実を言うとそんな気にしてないんだけど(忘れてたぐらいだから)、まぁその勇気を称えよう
貴「まぁまぁ、これから仲良くしてくれれば嬉しいし、そんな気にしなくてもいいよ。それに、後輩を心配して怒ってくれたんだもんね？」
しん「左近先輩、そうなんですか？」
左「べ、別にお前たちのためじゃないぞ！また何かされるのが嫌だっただけだ」
貴「絵にかいたようなツンデレだね！そんな所もかわいい！てことで今の台詞アンコール！」
左「何言ってるんですか！いやですよ！？」
〜夜 自室〜
ふぅ、全く騒がしい数日だったよ
結局他の委員会の様子分かんなかったけど、まぁ皆何とかやったっしょ
話聞いた感じだと、皆ずっと仲直りしたそうだったし、きっかけさえあれば簡単に行動に移せるくらい気持ちは固まってたんだと思う
貴「…あれ、てことはもう私御役御免？」
＿＿＿やぁ、また会ったね！
貴「…神様ってそんな頻繁に来るもんなの？」
神「おぉ、今回はすぐに気が付いてくれた…！いやぁ、君も成長したんだね」
貴「人間とは。日々失敗を繰り返しながらも成長を重ねる生き物なのだよ」
神「前言撤回。何か癪に障る」
貴「じゃあ寝るからおやすみ」
神「いい夢を！…じゃなくて！要件を言わせろ！」
貴「Zzz…」
神「…元の世界に…」
貴「(ｶﾞﾊﾞｯ」
神「おぉ、起きた。君、今日でここの皆を仲直りさせたそうじゃないか」
貴「やっぱり？」
用具委員につかまったせいで他の皆の様子分かんなかったけど、神様が言うならそうなんでしょ、うん
神「だから、前に言ったようにもう君は元の世界に戻れることになったよ！おめでとう！」
貴「おぉ、ついにその時が…！」
長かった…ここまで長かったよ…
神「すぐにでも戻れる準備は出来てるんだけど、どうする？」
貴「そりゃもちろん＿＿＿」
すぐ帰りますよ、と言おうとしたところで、ちょっと気になることが頭に浮かんだ
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いちごもんすたー(プロフ) - 時雨さん» コメント大変嬉しいです、ありがとうございます…！そう言っていただけると本当に励みになります！これからもがんばります！ (2021年9月16日 18時) (
レス) id: c5f21f47da (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - めっちゃ笑いました！笑いのセンスが光り輝いてますねぇ続き楽しみに待ってます！体調に気をつけて！！ (2021年9月16日 14時) (レス) id: ab61f529ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮生 | 作成日時：2021年9月14日 18時
