ユースの私とガッコーの私 3！

私が91人 ページ5

Asaid


夜久 「…どうしてこうなったか聞いていいか？」


A「えーっと、研磨に抱きつこうとしてたんでとめようと思ってけったら、こうなりました。」


夜久 「…足に巻いてあるそのタオルは？」


A「え、一応股間ですよ？ズボン履いてるからとはいえ、やっぱり抵抗あるじゃないですか。」


夜久 (じゃあ、蹴る以外にも方法があるだろ…)


夜久 「…練習始めるか！」


A「そうしましょう！」


研磨 「A、ありがとう。助けてくれて。」



A「いいってことよ！じゃ、試合しよっか！」


夜久 「あ、Aー！黒尾の面倒見といてくれ！」


A「まだ起きてないんですかー？ほっときましょうよー」


夜久 「一応主将だからほっとくのはまずいだろ。それにお前がこんなにさせたんだからな。」


A「へーい。わかりましたー」


まあ一応自分でもやってしまった感はあるから面倒見よう。


どこだろ。あ、いたいた。


ベンチに寝っ転がってるー。


─────


A「くろーさーん？くろーさーん？生きてますかー？」


ほっぺペちペちしても反応がない。


え、大丈夫かな？


そんなに痛いのかな、やっぱり。

かれこれ30分くらい気絶してるよ。


このまま死んだらどうしよ…


え、死んだら私が殺人犯！？


えええええ！！

A「黒尾さんっ！黒尾さんっ！起きてっ！おきてぇぇぇ！！！！」


黒尾 「はいはい。起きますよ。」


…え？


A「うぎょーーー！！！黒尾さん！？」


良かった、死んでなくて…


黒尾 「いやぁ、Aちゃん。泣きながら死なないでって言ってくれたねぇ(ﾆﾔﾆﾔ)そんなに黒尾さんがいなくて寂しかった？(ﾆﾔﾆﾔ」

ニヤニヤしないで！本気で心配したっていうのに！


A「いや、寂しいとかじゃなくてこのまま死んだら私が殺人犯じゃないですか、それが嫌で( ˙-˙ )」


黒尾 「ふぅん。ホントかなぁ(ﾆﾔﾆﾔ」


ほんとだわ！私の心配返せやゴラァ！


A「あ、黒尾さん。私まだ試合入ってないんですよ。一緒に行きましょう」


黒尾 「そーだな。俺も随分休んだし、行くか！」


さぁさぁ体動かすぞー！

私が92人→←私が90人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す