第293話 マリンフォード編 ページ8
そして当日。今日がエースの公開処刑の日だ。
白ひげ海賊団の作戦は、コーティング船で海中からマリンフォードへ突入するというもの。
当然、傘下の海賊の船達も揃って突撃する。
全面戦争は避けられないだろうが、この作戦で少しは海軍の布陣を攪乱できるはずだ。
マ「A、麦わらは本当に現れるのか？」
『はい、ルフィはきっとここへ来ます。何があったとしても』
分かった、とマルコさんが呟く。
マ「ならお前は麦わらと合流するチャンスが来るまで俺たちのうちの誰かと船で待機だ」
サ「戦場での不安は命取りだからな。その方がAちゃんも安心だろ」
みんなどうやら私に気を使ってくれたらしい。
『分かりました、マルコさんの指示に従います。』
『.....でもきっと大丈夫です。不安は全部置いてきましたから。』
『ルフィはきっと現れるし、エースも必ず生きて一緒に帰る。』
不安があるとすれば.....いや、覚悟はもう決まったはずだ。
念の為に外套を羽織り、フードを深く被っている。
父への恐怖からではなく、ここのみんなに面倒事を持ち込ませないためだ。
私達の目的はエースの救出ただ1つ。それの妨げになるような可能性は極力減らしておいた方がいい。
イ「そろそろだ、あともう少しで俺たちの船は海軍本部の真下まで来る」
ついに.....
私と同じく緊張してるような顔もあれば、冷静な人や既に燃えたぎっている人もいる。
この海の中を出れば、戦争が始まる───────
私は腕についたブレスレットをギュッと握った。
そして白ひげさんの一声で、船が上昇する。
白「お前ら、準備はできてるだろうな.....」
白ひげさんの鼓舞に、船内はさらに沸き立つ。
船はどんどん海面に近づき、そして青空が現れた。
『海軍本部.....なんて強力な布陣.....』
その面子に思わず声が漏れる。
本部の周りを埋め尽くす数十万の海兵、巨人を含む多くの将校たち、そして処刑台の前に構える三大将に七武海。
しかし一番最初に目に入ったのは大将たちでもセンゴクでも、何ヶ月ぶりかの父の姿でもない。
処刑台に繋がれ、こちらを見つめるエースの姿だった。
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なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (3月25日 1時) (
レス) id: d007c1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
リナリア(プロフ) - この小説とても面白いなって思ってます！話の構成考えるのも苦労すると思いますが、これからも更新頑張ってください！ (1月18日 12時) (レス) id: 6b56f22e52 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - ちくわさんお久しぶりです。この小説はトラファルガー・ローオチですか?出来ればトラファルガー・ローオチでお願い出来ますか?お願いします🙇続き頑張って下さい😊 (11月1日 23時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです!!作者様のペースで更新頑張って下さい‼新世界入ってからも楽しみにしてます‼ (11月1日 18時) (レス) @page39 id: 72b96c777b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ 後、トラファルガーローのハートの海賊団に入って欲しいです。お願い出来ますか？ (6月28日 10時) (レス) @page28 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくわ | 作者ホームページ：http://mitsui hisashi
作成日時：2021年9月26日 12時
