3話 ページ5
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「_________！！！」
あの後、ジャンはなんて私に言ったんだっけ？
何故、今頃訓練兵の頃を思い出した？
「……おい」
最近の自分は可笑しい。
自分が自分じゃないみたいで。
反吐が出るくらい笑えてしまう。
「おい聞いてんのかよメス豚野郎」
「……あ」
リヴァイ兵長のその言葉で我を忘れていたことに
気がついた。…メス豚野郎、、
「すみません兵長、少し我を失っていました。」
「ﾁｯ……ちゃんとしやがれくそ女」
「すみません」
私にたんまりと暴言を吐いた兵長は机に向かって
書類と睨めっこをまた始めた。
メス豚野郎なのか、クソ女なのか
この際、どっちかにしてほしいものだけど、
私がここに来たのは書類の手伝いをするためだったと本来の目的を忘れそうになった。
仕方なく、ペンを持ち、リヴァイ兵長の横で山のように溢れた書類の手伝いをした。
「おいA」
「なんですか？」
「てめえはさっきからなんで黄昏てやがる」
「…少しばかり訓練兵の時を思い出してました」
訓練兵時代が幕を閉じた、、と言う所で
調査兵団が留守なのを見計らい私達は"また"
壁を壊した。
そりゃあ、人間だし罪悪感は未だに少しある。
ただ、私達はきっとここの奴等に殺されるより、
手ぶらで故郷へ帰る方がよっぽど怖いと思う。
「…訓練兵、楽しかったか？」
リヴァイ兵長から想定外な言葉を聞き、少しばかり
心臓が跳ねた。
「ん〜、辛かったですよ。…身体的にも、精神的にも」
壁内の人と仲良くしていると、いつか情が移って
殺せなくなってしまいそうになる。
そんなのは許されないと思っている。
そういう感情を持ってはいけないと思っている。
だからいつでも殺気満ち溢れていないと
いつか、ここの悪魔の末裔共に情が移ってしまって
壁内の色に仕立てあげられてしまう。
「……そうか」
リヴァイ兵長はそれ以降、話しかけてこなかった。
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おちゃっぱ(プロフ) - 足立さん» 嬉しいです(><)更新頑張りますね(^^) (2018年8月15日 1時) (
レス) id: fabf771102 (このIDを非表示/違反報告)
足立 - 戦士サイドの作品はあまり見かけないので楽しみです！更新頑張ってください。 (2018年8月13日 22時) (レス) id: 0d3b3e725b (このIDを非表示/違反報告)
おちゃっぱ(プロフ) - シヴィルさん» 初めて書きます（>_<）嬉しいですのろま更新ですが見て頂けたら幸いです(；；) (2018年4月25日 0時) (レス) id: fabf771102 (このIDを非表示/違反報告)
シヴィル(プロフ) - 面白いです！ほんとに初めてですか？すごく面白いのでベテランさんかと思いました！更新ファイトです (2018年4月23日 22時) (レス) id: 731b0052b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃっぱ | 作成日時：2018年1月14日 15時
