トリップした先が太宰治の上なのだが！てーく3【文スト】

88．異能開業許可証 ページ6

フ「この国での異能力者の集まりが合法的に開業するには、内務省が」



と饒舌に話を進めていく組合の団長


まぁ要約するとこの国で開業したいから異能開業許可証を寄越せってことだった。

こんな要約ならいらない？そんな事言わんで下さいよ奥さん、旦那さんがた〜



でその取引の社長の回答だが



福「断る」




そりゃそうだ。異能許可証は社の魂で夏目先生の想いがこめられているもの



絶対に手放せないし、ましてや金などで買えるものじゃ無いからね




福「頭に札束が詰まった成金が気安く触って良いものじゃない」


だそうです


本人に向かって「成金」と言ってのける社長流石です。一生着いていきます←



フ「『金で買えないものがある』か貧乏人の決め台詞だな」


すまんな！私や貧乏ですよ！



フ「だが君達(・)がいくら強がっても社員が皆消えてしまっては会社は成り立たない。そうなってから意見を変えても遅いぞ」



消える…モンゴメリちゃんか………アンはちょっと怖いわ


ん待てよ？


『今、君達って……？』



フ「全て聞こえているぞ」


フィッツの向かいでは険しい顔をした社長が卯な頷いている


ま じ で ？




『す、すいませんでした！殺さないで下さい！』



ひぇええ 最悪、首が体と永遠さようならしちゃうよ！



フ「返り身が早いな」



『命は大事です。Life is important.Are you OK?』


フ「ok,ok」

『thank you!』




パッチン！！



ハイタッチ(？)をきめる、フィッツさんと私




絵になるぅ〜←





アメリカ人とハイタッチをきめるって一回やってみたかったんだよね



夢叶ったわ！


しかもそれがイケメンとは最高じゃないか！








これからは「成金背広」じゃなくて「成金背広さん」って呼ぼう！よし決定だ！←(けして成金背広は変わらない)







フ「では、伝える気は無かったのだが友好のしるしに君に伝言があるんだ」



おお！誰からの伝言だ？





フ「ある組織の長からだ」







お









おさ？








長？






OSA？



『長から？』


フ「ああ、伝言は……」

89．最悪な１日【1】→←87．北米の異能集団

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す