87.北米の異能集団 ページ5
太「先手をとられたね」
『大丈夫ですかね?』
フ「会えてとても嬉しいよ。えっと、フクナ、フクダ……」
おぉ、取引に来た会社の社長の名前覚えてないってだいぶヤバいんじゃない?
福「福沢」
フ「それだ、ところでヘリを道路に止めさせてもらったが、平気かね?」
福「外国の片が遠路遥々ご苦労でしたな、用件は?」
社長って常にちょっと怖いから、怒ってるかがわからない……
は!社長の機嫌が読めない社員なんて、社員失格では!?今すぐ恐山へ修行に行ってこよう!
カチャ
ナオミちゃんが紅茶を置いた音がした
音がした?……見てないのかって?私は社長室に聞き耳を立てている一社員だ
フ「ほう、珍しいデザインだ。陶磁器には詳しいつもりだったが」
どこのブランドかと、有名ブランドをあげていく、フィッツジェラルド。
あいつ絶対バカにしてるぞ許せぬ
フ「フィッツジェラルドだ。北米本国で『組合』という寄り合いを束ねている」
福「貴君は懸賞金でマフィアを唆し我らを襲撃させたと聞くが、誠か」
フ「ああ!あれは過ちだったよ親友。まさかこの国の非合法組織があれほど役立たずとは!謝罪によい商談を持ってきた」
フ「この会社を買いたい」
今頃キメ顔なんだろうな……イケメンだから許される
「勘違いするな、この社屋にも社員にも一部にしか興味はない」
一部にはあるんかい!あっくんかな?
福「一部……」
フ「ああ、そこのドアで聞き耳を立てている少女、此方に入って来てくれ」
まて、今、聞き耳を立てている少女って
私の事やんけぇぇ!
『ぎぃゃぁぁぁぁ!ばれてたァァ!』
ナ「……ぷ、大袈裟ですわね」
社長室に入るなりナオミちゃんにからかわれる
ゆ、油断してたんだよ……!
フ「彼の奴よりも、先に手にしようとも思ったが、……話よりも、醜いな」
『おいおい!いくらなんでも、私にかけられた一発目の発言が、「話よりも、醜いな」って!流石にひどいでしょ!』
まず、その話を出した奴出てこい。変なこと組合に刷り込んだだろ。誰だよ、そんなことできる奴!面と向かって挑んでこい!そしたらお前は血だらけだ!私の帰り血でな!
フ「アハハハ、どうやら盛っていたのかな。そう怒るな、えっと……サクバ……セツバ……」
『桜橋ですッ……!』
フ「まぁ、彼女もついでと言えばついでだ。」
福「……まさか」
フ「そうだ、異能開業許可証をよこせ」
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三斗 - 作者さん・・・有言実行してくださいよ・・・(あ、これ使い方あってる?)とにかく頑張ってください!早く続きが読みたいです! (2022年6月13日 19時) (レス) @page17 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 曇天に笑うさん» ありがたいお言葉です! 少しでも早く皆さんに話を届けられるよう、この更新速度どうにかしますね……この作品の更新だけは絶対に止めたくないので、待っていただけると幸いです!コメントありがとうございます! (2019年8月31日 0時) (レス) id: 7cca5b8e68 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続きを見てみたいです! (2019年8月30日 23時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 遥 | 作成日時:2019年6月29日 18時