トリップした先が太宰治の上なのだが！てーく3【文スト】

93．最悪な１日【5】 ページ11

中「おい、忍。」


忍「な、なんでしょう？」



やっばい、普通にやばい中原幹部めっちゃ怒ってる。なんかオーラがこう、なんかなんか、とりまやらかした……





忍「えっと……これは、見ての通り！俺とAの昔の写真っすよ！A可愛くないっすか？？」



中「ああ、可愛い。可愛いけどなぁ！俺が聞いてるのはそこじゃねぇよ！」




忍「すいません！すいません！」



中「………だってよ、手前。Aに会ったのは中学の時だから戸籍がないとか昔の事とか知らねぇっつってたじゃねぇか」



空気がおもくなる、だいぶ幹部はダメージを受けたようだ、罪悪感が凄い



中「取りあえず首領に報告」



忍「……はい」


ですよね、見つかれば当たり前だ。せめて組合との抗争が終わるまでは隠し通したかったが……





今はどう誤魔化すか考えるっきゃねえな



写真はどうにでもなるが……報告書はなぁ






あいつに飛び火した場合可哀想だよな、てかばれないって条件だからこれ以上情報提供して貰えなくなる……？





じゃあ俺が今まであいつにあげてきた、プリンやゼリーや杏仁豆腐(週一ででる給食の月一のデザート)が水の泡じゃねえか！！






中「ほら、持てその写真や資料。首領のとこ行くぞ」


忍「うえー……はいぃ」








悪夢に、写真資料に……本当に最悪な１日だ……

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