ネット界のスーパー歌い手はキメツ学園在席中 [壱巻]【鬼滅の刃】【アイドルパロ】

梅と前世の記憶　パート３　風柱の俺。（実弥視点） ページ24

本編入る前に、作者から。
急に死ネタを入れてすみません。
でも、この死が今の嬉((
ネタバレですね。ごめんね。
まぁ、慣れてないよって方はブラウザバックをおすすめします。

紅梅院→鬼の名前。
どのくらいつよいの強いの?言えません。相当強い。続編で明かされます。多分。
読み方→ｺｳﾊﾞｲｲﾝ
竜の呼吸は風柱の継子オリジナルの呼吸。竜(ﾘｭｳ)の呼吸です。
詳細情報はまた今度!




４
実弥SIDE

暗かった。

竜嬉も、玄弥も……。

ずっと真っ暗で何も見えない。
　
ただ抜け出せないトンネルを俺は懸命に歩いているのか?
　
弟を優しくできなかったからか?

継子を犠牲にしたからか?

報い……なのか?

俺は聞いたことがある。

‘紅梅院と言う鬼は自分を倒しそうになった鬼狩りに「紅蓮地獄」と言う血鬼術を使う’

‘二人一組で倒しにこさせる’

‘片方が死んで絶望しているところに止めを刺される’

‘見た目は少年’

‘目は黒と赤のオッドアイ’

‘二本の角’

‘髪の色は……。桜鼠色。’



その髪色は、竜嬉と同じ色。









　




“彼の使う血鬼術で二人の絆が本物の場合、‘血鬼術 転生’を使う”

“転生は二人を転生させる”
　
“自分の頸を斬られるとこの戦いで戦死した者も転生させる”

“頸を斬った者が前世の記憶を持つ”

“ただ、前世のことを話してはいけない 呪いが発動する”

“しかし、血鬼術 転生を見た者は居ない”






そうか。俺しかこの記憶が無い。

竜嬉にも、話してはいけない。

でも、来世では。









また出会える事を願って。






こんな俺の願いは、


神様は聞いてくれないと思うけど、


せめて、玄弥と竜嬉は。


俺の弟・妹達は。


幸せになってほしいんだ。


鬼のいる大正時代は、


俺だけ知っていればいい。





俺は、そんな事を想いながら、




皆のもとへと行った。

梅と前世の記憶　パート４　起床→←梅と前世の記憶　パート２　前世紀行（死ネタ注意）

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