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17個 ページ17

「お待ちどーさまですー」



『渡辺くんありがとー』



渡辺くんがおにぎりを運んできてくれたと同時に
宮さんは銀髪のお客様の方へと行ってしまった。




そんな宮さんを横目におにぎりを一口頬張った時
出入口の扉が開き、ふわっと香水の匂いが風と共に店内に流れ込んだ。





『う゛っ…』




何種類か混ざったようなキツめの香りが私の鼻をつき
むせ返る。

隣を見たら侑も険しい顔をしていた。





『あつむ、大丈夫?』



「…ん」




いや、めっちゃ機嫌悪くなってるじゃん。






店内に入ってきたのは2人組のお姉さんだった


綺麗系と可愛い系。どちらも背は高めでスタイル良し、顔良し、服装良し。

香水が強めだけどそれすら許してしまいそうなハイスペックや…羨ましい…









「おっさむ〜!こっち来てやぁ」



綺麗系の女性は、宮さんの手を引いて
カウンター内から引きずり出してる。

私もあのくらい綺麗だったら、あのくらい積極的にできたら
宮さんに少しは相手してもらえるのだろうか。









「えっ!侑も居るじゃ〜ん!」




いつの間にやら私の椅子の真後ろには可愛い系の女性が居る。


お邪魔しちゃ悪いな…と思い
おにぎりの乗ったお皿とお水を持って中腰で席を立った。



すると待ってましたと言わんばかりに、その彼女は
つい今まで私が座っていた椅子に腰掛けた。









席移動するにも、どうしようかなぁ。一人でテーブル席占領するのもなぁ…







カウンターで空いている席は、あそこ。




『…すみません。隣いいですか?』



「はい、どうぞ」




銀髪の男性の隣にお邪魔する事にした。







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設定タグ:宮治 , 宮侑 , ハイキュー   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:OX | 作成日時:2021年8月27日 8時

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