幸せ家族計画！【降谷零】Part4

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3人が去ってから、約2時間が経った。



電話も来ないし、何も起きていないっぽいけど、やっぱり気になるな…



買い物中も、心配で押しつぶされそうになる。



梓「あれっ、穂花さん！」



『梓さん、買い出しですか？』



梓「はい、そう言えば今日双子くん達いないんですね。」



『2人は、父親と3人で出かけてます。』



梓「すごく楽しそうでそうね！」



『えぇ、今日をすごい楽しみにしていて、昨日なかなか寝付かなかったんです。』



梓「あるあるですね！」



『そうですね。』



梓「今日は安室さんいないんですよ。重たくなる物がないので助かりましたけどね。」



その人こそが、今、子供達とお出かけしている本人なんです。



なんて言えるわけなく、笑って誤魔化す。



梓「あっ、この前来た時、蓮くんの名札が落ちてて、安室さんがシフトが終わるのでって言って、届けたんですけど」



『あぁ、ちゃんと届けてくれましたよ。』



その後、2人を抱っこしながらお家に帰ってましたよと言いたいところ。



梓「相当双子くん達に会いたかったのか、安室さん高速で荷物を持って、店を出ていったんです。」



『そうなんですか？』



梓「もう、今までみた安室さんの中で、1番目活き活きしてました。」



梓さんが零をどれだけ見てきたのかわからないけど、きっと安室透という1人しか見たことないんだろう。



『きっと自分に似た子供達だから、愛着が湧くんでしょうか。』



梓「そうかもしれませんね！」

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