幸せ家族計画！【降谷零】Part2 (ページ25)

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蓮「ママ、驚くかな？」

零「絶対喜んでくれるさ。」

あまりこの病院に来たことがないのか、病院の大きさに2人は驚いていた。

煌「ママの病院、すっごく大きいね！」

零「そうだな。どこにいるだろう…」

自分もここに来たことがなく、2人と手を繋ぎながら、色んな場所をまわった。

中庭のようなところに行くと、ベンチに座っている女の人がいた。

あれか…隣の男は誰だ？

「「ママー！」」

2人が呼ぶと、穂花は辺りを見渡し探していたので、手を振った。

駆け寄った2人を彼女が受けとめた。

『なんでここに…？』

事情を説明すると、彼女は自分のために来てくれたこと喜んだ。

しばらくして、相手が女の子だと分かった。

彼女と子供達は、自然と打ち解けていた。

全員で去っていく彼女を見届けた後、患者だと教えてもらった。

それにしても、どこかで見覚えのある顔だ…。

考えた末、あの目が赤井に似ていることに気づいた。

まさか…な。

『…い、零？』

零「…っ！どうした？」

『聞いてなかったの？買い物行ってなくて、食べる物があんまないから、食べに行こうって。』

零「歩きだから、なるべく近いところがいいな。」

『そうだね。夜道子供達が怖がっちゃうから。』

近くの飲食店をスマホで調べ、全員の意見でファミリーレストランに行くことにした。