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『今、昼休みなのでお好きなように使ってください。』
風見「本当にすいません。」
『いえ、ゆっくり休んでください。何かあったら呼んでください。』
風見「分かりました。」
カーテンを閉め、お昼ご飯を食べ始めると、もう微かに寝息が聞こえてきた。
よほど疲れてたんだな…
にしても、風見さんの上司、動かしてばかりだなんてあんまりね (彼氏です。)
警察ってこともあるから、しょうがないのかもしれないけど。
お昼ご飯を食べ終え、仕事の準備で物音をたてても起きない。
あれから1時間近く経つけど、そろそろ起こした方がいいかな?
そーっとカーテンを開けると、1時間前と同じ寝相で眠っている風見さんが。
『あの…、そろそろお仕事に行かれた方がいいんじゃ?』
風見「……ん、あっ!起こして頂きありがとうございます!」
『あ…いえ、お礼されるほどのことはしてないので。』
風見さんは取っていたメガネをかけ、ネクタイを結び直して、お仕事に戻っていった。
本当に元気になったのかな?
布団をたたみ直すと、ポロッと何かが落ちた。
これって……、紛れもない警察手帳だ…
初めて見たので、つい凝視してしまったがそんなことしてる場合じゃない。
届けなければ、風見さんが困るに決まってる。
私は受け付けの人に、風見さんの特徴を言い、どこへ向かったのか尋ねた。
だがたくさん人が出ていったので、覚えていないと言われた。
仕方ない…、取りに来るのを待つしかない。
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シオン - とても素晴らしい作品です。続きが気になります。ぜひ、書いてください。(≧∇≦) (2020年3月28日 0時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - 指摘ありがとうございます! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 小ウィンドウではなくショーウィンドウです (2019年11月10日 23時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - 教えてくださってありがとうございます! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - この部分変です (2019年10月22日 22時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年9月22日 21時