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『コナンくんも、赤井さんも、かなりの傷ですね…、事件はやっぱり起きてほしくないです。』
零「もしそういう事が起きたら、対応するのが俺たちの仕事だからな。」
確かにそうだけど、こんなに傷を負われたら、手当てしてる私が、心配になるよ。
『腕には怪我してませんね。頬が切れてるって感じですけど、他に痛むところとかありますか?』
零「頬以外は大丈夫。」
これなら消毒して縫えば、数日で治りそう。
治療中にあまり会話はなく、静寂が続く。
『……犯人はどうなったんですか?』
零「取り逃した。一筋縄ではいかない輩だからな。」
そんな人達がいることが、許せない。
『はい、終了です。痛む時あると思うんですけど、そういう時は無理はしないでください。』
そういうと、降谷さんは私を抱きしめた。
『え…?』
零「腕怪我した時、治ったら好きな人に抱きしめるって言ってたけど、忘れてたから…」
それって……
零「俺、由梨が好きだ。初めて会った時からずっと。」
まさか…そんな風に思ってくれてたなんて…
零「あともう一つ言いたいことがある。先生の初恋のゼロは、俺だ。」
『うそっ…』
ずっと探し求めていた人がこんな近くにいたなんて……
『降谷さんが……、ゼロ? やっと会えた…』
30までに再会するって約束、果たしてこんな展開になるなんて、ドラマみたい…
零「結婚を前提に、お付き合いしてください。」
『……はいっ!』
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シオン - とても素晴らしい作品です。続きが気になります。ぜひ、書いてください。(≧∇≦) (2020年3月28日 0時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - 指摘ありがとうございます! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 小ウィンドウではなくショーウィンドウです (2019年11月10日 23時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - 教えてくださってありがとうございます! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - この部分変です (2019年10月22日 22時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年9月22日 21時