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26 【過去編】 ページ28

零side



零「遅かったな。」



買い出しから、1時間以上も過ぎた頃、やっと4人が帰ってきた。



ヒロ「お前のせいだ。」



零「は?」



心の底からそう思った。



陣平「お前が彼女に全然会わねぇからだよ。」



研二「彼女が学校の前で、待ってたよ。」



彼女ってことは、もしかしなくても穂花のことで間違いないよな?



航「今から行けば、まだ間に合うかもしれない!」



ヒロ「教官に怒られるのと、彼女に会えないのどっちが嫌?」



俺はその言葉に、背中を押された。



寮の部屋を飛び出し、彼女がいるところへ猛ダッシュした。



息を切らして、言っていた場所に行くと、穂花が立っていた。



『零!そんなに息切らして大丈夫?』



零「大丈夫。なかなか会えなくてごめん。それと、ありがとう。寒いのに待っててくれて。」



『零は悪くないよ。それに寒くないから。』



そう満面の笑みで笑っているけど、体小さく震えていた。



小さい体を寄せ、自分の腕の中に入れた。



零「嘘つき…、震えてるじゃん。」



『心配してほしくなかったから。ごめんなさい。』



零「心配して、頭の中穂花だらけになる方がいい。ずっと縛られてる生活も嫌だし。」



『そんなこという人は、警察官になれないよ?ちゃんとしなさい。』



零「わかった。ちゃんとする。」



『それより、早く戻らないと教官に怒られちゃうんでしょ?』



零「いや、いま戻ったって怒られる。だから今日1日一緒にいる。」



『え、いいの?』



零「ずっと待たせたんだ。何かしてあげないと、気が済まない。」



俺は彼女の手を掴み、歩き出した。



その頃、ヒロ達は…



陣平「あいつのあんな姿、見たくなかったな。」



航「いいじゃないか!青春って感じがして!」



研二「いい感じじゃないか。」



ヒロ「そうだな。長続きしそうだ。」



ちゃっかり見てました笑

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ぷぅ(プロフ) - 修正ありがとうございます(^-^)やっと降谷さんはヒロインと子供にパパとして会う事ができたんですね、良かったぁ(#^.^#) (2019年10月27日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - さっき修正したので、大丈夫だと思います!教えてくれてありがとうございます! (2019年10月26日 21時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 44話が2つあるんですけど降谷さんsideは45話にならないんですか?(´・ω・`)? (2019年10月26日 18時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます!期待に添えるよう、頑張ります! (2019年10月26日 7時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
黒猫になりたい白猫(プロフ) - お誕生日おめでとうございます!! いつもとても楽しく読ませてもらってます!これからも更新頑張ってください! (2019年10月25日 23時) (レス) id: 6f32669aa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年9月21日 21時

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