警察病院の美人外科医が警察とFBIに狙われてるって

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雨の中、私は知らない道をずっと歩いた。



工藤邸に着いてすぐ、私服に着替えてよかった。



ドレスを濡らさずに済んだんだから。



(こんな夜に、空いてる店なんてそんなにないよね。一旦コンビニで傘買おう…)



近くのコンビニに着き、入ろうとすると、店内から男の人が走ってきてしまい、ぶつかってしまった。



受け身もとれず、私は尻もちをついてしまった。



『す、すいません…！』



ぶつかってしまった人の荷物を拾おうとするけど、持っている物が明らかに怪しい。



大量なお金に、怪しい葉っぱに、小さなナイフなど。



(この人、絶対コンビニ強盗じゃない……。)



「ちっ…！おい！触るなよ！」



『は、はい…』



(今日すこぶるついてない…。いい夜になると思ってたのに…！)



？「そこまでよ！」



この声は…



「警視庁捜査一課、警部補、佐藤美和子よ！コンビニ強盗の容疑で逮捕します！」



犯人がその場から逃げようとすると、美和子ちゃんはお得意の格闘で一撃。



犯人は手錠をつけられ、パトカーに乗っていった。



美和子「由梨、大丈夫？怪我はない？」



『大丈夫。犯人とぶつかって尻もちついただけだから…。』



美和子「そう…。それより、何でこんな夜に1人で出歩いてるの！！危ないでしょ！」



その瞬間、赤井さんと降谷さんの事を思い出した。



騙されてた…



彼らの会話を思い出し、我慢していた涙が溢れ出し、その場で泣きだしてしまった。

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