僕に何かようですか…？3 (ページ5)

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すとぷりアスレチック！4 ページ5

Aside

足を恐る恐る前に出して板に乗せる

振動なんて立てたつもりも無いのに、風かはたまた下の影響か何かでグラグラと小さく板が波打つ

『怖っ…』

一気に足を後ろに引き、元の体制に戻す

な「グラグラするよね…」

ななくんが指先で板に触れるとロープがくらっと連動する様に揺れた

な「乗っかったらブチッ！なんて言って俺落ちたりしないかな…！？」

半ば涙目になりながら僕の腕をガシッと掴んで揺さぶってくる

『だ、大丈夫ですよ！万が一の命綱もありますし！』

と宥めるように話すが

な「それすらも切れたらもう…」

と顔を両手で覆い「想像したくない」と言うかのようにふるふる、と首を振った

『じゃ、じゃあ！二人で渡りましょう！手繋いで渡れば、その、ラピュタみたいに浮かべるかも…！』

なんて、子供じみた事を口にしてみる
するとななくんは

な「そうだね…！俺がクヨクヨしてたら、かまそ！なんて言ってらんないよね！」

そんなに僕の言葉に説得力を感じたのか…？と疑問に思ったが自分を奮い立たせて勇気を振り絞るななくんに心を揺さぶられた

流石リーダーだなって実感した

その作戦通りに僕はななくんと手を繋ぎ

僕を先頭にエスコートする様な形でななくんの手を少しずつ引き寄せながら、板に乗るのも確認しながら、着実に進んでいった

その状態を見たジェルがいきなり

ジ「ギュッと絞めて〜中途半端はいや♡」

オリジナル曲をBGMで歌い出したのだ

何かその歌い方だと変な事してる気分に…

てか何でちっさいピンク色のライト持ってんだ！

色も何でよりによってピンク…！？

な「ジェル君ノリノリだね！」

ジ「頑張って下さい！後もう少しですよ！」

後ろを振り向くと残り二つぐらいで安心した

『ななくん、一気に渡っちゃいましょう…！』

な「うん！」

そうして、僕達は無事に渡り付き
ジェルと合流出来た

ジ「うぇーい！」

な「第1の関門クリア！」

『タッチ！』

三人で嬉しみのタッチをした

すると下から

こ「無理無理無理無理無理！！押すな！」

る「でも早く行かないと先が…」

こ「時間制限なんて決まってねぇだろ！」

る「でも二人乗ってると…」

こ「僕が重いって言いてぇのか？おん！？！気にしてんだよｯ！」

さ「ｱｯﾊｯﾊｯwww」

莉「るぅちゃん…」

こ「後1つなんだから待てよ！」

る「1つなんですか？」

こ「慎重に行くのが僕の流儀なの！」

る「えい」［㌧］

こ「う"っわぁ"！！ｯｯｯｯぶなァ！！」