すとぷりアスレチック!3 ページ4
Aside
知らぬ間に地上に足を付けてました
改めておはようございます。そして、こんにちは。
どうやらアスレチックは思ってたのと違ったようで
想像は沢山の自然に囲まれて、その木とか丸太とかで作られた自衛隊の訓練場みたいな感じかなって思ってたんだけど
何か…すっごい高い
あれラピュタじゃね?って位高い
言い過ぎか
まぁ、その、所謂高い所のアスレチックです
命綱するやつです
た、高い…
地と思ったら板
さ「け、結構高ぇんだな…」
こ「ちょ、ちょっと風強くない…?」
る「足がすくみますね…」
な「高っ」
ジ「いや流石にこれは怖いなw」
莉「聞いてない…」
『ねぇ、あれラピュタ?』
ジ「違う、あれは3段階ある中の最上階のコースの足場や」
こ「あれ、飛行石?」
莉「違うね、あれは飾り」
な「取り敢えず!皆!かましていこう!順番は決めた通り!3と4のチームに別れて、コースは1が4人チーム、2は3チーム!」
ジ「いえっさー」
な「それじゃあ、健闘を祈る!」
─────
僕は、ジェルとななくんの3人チームで2階コース
『はぁぁあ…さっきより高い…うわ、』
ジ「な…」
な「ま、まあまあ、頑張っていこ…!」カタカタ
『な、ななくん…!頑張りましょ…!ジェルも』
ジ「クリアしちゃおうぜ」
な「じゃあ向こうの板まで!」
『下は見ないように行きましょう…!』
ジ「正面だけ正面だけ」
な「リズム良くリズム良く」
『これ精神力すっごい使いますね…』
な「アスレチックって体力もそうだけも、精神も使うもんね…」
ジ「下の子供組に取り残された大人組の一人さとちゃん…がんば」
な「る組だからなぁ…w」
『さとみ…頑張れ』
な「あそこに鐘みたいなのがあるよ!一階にもあるのかな?」
ジ「どれどれ〜…?」
ジェルが下を見て左右を確認する
ジ「あっ、ありますね!丁度俺らの鐘がある斜め右辺りに」
な「下の方が足場が大きいから範囲も広いんだね」
『そうっぽいですね…』
ジ「この板こう使ってさ…」
ジェルが垂直の板を掴みながら数cmしかない足場を上手く利用して向こう側へ渡る
ジ「出来た!」
『凄い…!ジェルヤバい!』
な「ジェル君流石!筋肉!」
ジ「いやぁ、鍛えてたわりありますわw」
ジ「なーくん達、横から行けませんかね?」
横を見ると垂直の板よりはわりとマシだと思われる掴み所無しの下張りにある板がいくつか
『な、なるほど、これを渡ると』
な「かなり怖いね…下がスカスカで」
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作者名:黒凛蝶 | 作成日時:2019年12月29日 21時