僕に何かようですか…？

弁当 ページ43

Aside

正解で良かった、その後チャイムがなり授業が終わった

『疲れた……』

こ「A、」

『ん？』

こ「その、起きたてだよね」

『まぁ』

こ「起きたてで次数とか定数項とか…やば」

『ん〜…ころころも解けてたでしょ…？』

こ「いや解けてたことには解けてたけど、寝ぼけと目覚めは違うからね？」

『次古文か…』

こ「いろはにほへと？」

『散りぬるを…って、古文は古文だけど』

こ「www古文はさぁ、むをん、って読んだりするじゃん…」

『それが昔の人の読み方だったと思うと』

こ「『読みづらいよなぁ』」

それから国語、理科、英語が入り昼休み

莉「Aー！ご飯食べよ！」

る「食べましょう！」

こ「いやもうお腹減ったぁ〜」

昼休みは35分

他校より長いのだ

莉「屋上で食べよーぜ！」

る「良いですね！」

こ「莉犬くんは陰キャの化身…w」

扉を開けて向かおうとすると

先に扉が開いた

ｶﾞﾗｯ

こ「ほわぁ"！？」

莉「ビビりすぎw」

ジ「お〜い、ころんとるぅとくんと莉犬とAおる〜？」

『目の前』

ジ「んぉ、ホントや、一緒にお弁当食べよう思って」

な「ジェルくん、廊下、は、走っ、ちゃ、ダメだ…よ…はぁ、はぁ」

さ「体育じゃねぇんだから…はぁ…」

『走らされたんだね』

ジ「あ、それはごめんて…それより早く屋上で弁当食べよ！」

さ「今度は階段かよ…」

『はは…お疲れ様です…』

──屋上──

ジ「ん〜〜っ！！気持ちー！」

ジェルはその場で大きな伸びをした

な「爽やかだねぇ」

さ「五月中旬だから或る意味丁度いい〜」

『五月病は論外だけどね』

さ「そう言わずにw」

莉「Aのお弁当の具材はなぁーに？」

さ「俺の台所使ってたけど、冷蔵庫なんかあったっけか」

『さとみと同じ材料、のり弁。卵焼きとかブロッコリーとか』

さ「うぉ、マジだ…！」

莉「卵焼き美味しそ…」

る「莉犬のは卵焼きないんですね」

莉「時間なくって…」

『食べる…？』

莉「いいの…？」

『いいよ』

僕はりーぬに卵焼きを渡した［ﾋﾟﾛｰﾝ］

莉「有難う…！」

『いただきます』

莉「いただきまーす」

る「いただきます」

こ「いただきま…あ"ぁ！！さとみくん！？僕の唐揚げ取ったな！？」

さ「いただきまーす」

ジ「知らない間に取られてwwwwwいただきますw」

な「あはははwいただきますw」

莉「ん〜！！卵焼きおいひい」

『お口にあって良かった』

莉「主婦」

『誰が主婦だ』

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