睡魔 ページ42
Aside
さとみの家からさとみと共に登校した僕
荷物は家から持って来ている
また一週間が始まるとなんとも気怠い
そして寝起きの為ぼやっとしている
さ「お〜い、」
『ん……』
さ「いくら一週間の始まりの月曜だからといってそんな落ち込むことないんじゃないか？」
『ねむ……』
さ「あ、眠いの」
『なんか…授業……めんどぃ』
さ「あーね、分かる」
『背骨が…痛い…』
さ「寝違えか…？」
『……さぁ…』
さ「お前本当にAか…？寝坊助でもそんなテンション低くないぞ」
『さとみが元気なだけ……僕は正常だよ…ふぁぁあ…』
欠伸をする
眠気なんて一向に取れやしない
どれだけ寝たって眠いんだ
背骨が痛いのはきっとパイプで殴られたあの時だ
治ったと思ったがそんな易々と治んないよなぁ
さ「午前の授業は数学と社会…国語の現代文と英語か」
『…ねむい』
さ「保健室でサボるんじゃないぞ？一応学校じゃ先輩だからな」
『うん…先輩…』
さ「先輩って呼んでもいいんだぞ〜！」
『さとみ先輩…』
さ「…！ぉ、おお…」
──教室──
莉「おはよぉ〜A！」
る「おはようございます」
こ「おっはよぉ！」
『元気だねぇ…』
莉「テンションひっく！」
る「どうしたんですか」
『寝起きは…いつもこんな感じ』
こ「泊まった時そんな低かったっけ」
『いや…？分かんない…』
眠たい目を擦って机に突っ伏す
莉「後何分かで授業始まるよ？」
『ん〜…気付かれないように寝る…』
る「寝ちゃダメですよ…」
『大丈夫…』
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
こ「やっべ！！」
莉「また後で話そうね！」
る「また後で〜！」
『はぁーい…』
睡魔って勝てないよなぁ…
先生の声は一定で抑揚がないから寝てしまう…
ちょっとだけ…───
────…ぃ、
───ぉい
──おい！！
ｶﾞﾊﾞｯ
『はい…！？』
先生「この問題解け、今日はお前の番だろ」
そんな規則あったっけ
おかげで眠気が覚めた…
皆の視線が僕に集まった
嫌だなぁ
りーぬところころとるぅとくんは心配そうに見ている
こ［ねぇ、莉犬くん、A大丈夫だと思う…？］((ｺｿｯ))
莉［多分…多分大丈夫］ｺｿ
る［あぁ、もう…心配です］ｺｿ
んー…
えっと、多項式の次数と定数項
何次式かと定数項を求める…
��5−2a²−5a＋3a²＋7a＋3
これは、
黒板にチョークで書く
早く終わらせたい
『次数は2、定数項は8』
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黒凛蝶(プロフ) - きききさん» コメントありがとうございます、歌い手名と載ってしまっている所が御座いましたか！申し訳ございません！直させていただきます！ (2020年1月1日 21時) (
レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
ききき - 歌い手名ってところ早く直してくれませんか？ (2019年12月31日 3時) (レス) id: 9fccdcfe18 (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - なたなたまるさん» 了解です！コメントありがとうございます！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
なたなたまる - 歌い手名変更機能追加希望です！！！ (2019年4月21日 17時) (レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒凛蝶 | 作成日時：2018年12月16日 17時
