僕に何かようですか…？

泊まり2日目:ぐったりです ページ31

Aside

現在明け方を過ぎ7時になりました

あの後一睡も出来ず太陽を迎え皆が起きるのを3人で待ってます

ジ「行くぞ……いっせのーせ2！！」

さ「うぇーい…まだまだだな。行くぞいっせのーせ4！！─うぉっしゃっ！」

ジ「くっ、いっせのーせ0！！─なんでだよぉぉおおおおっ」

さ「いっせのーせ1！！──はい勝ったぁぁぁぁぁあ！」

ジ「さとみくん強い…」

さ「へっへっへっ」

ジ「へっ！！！」

『朝からお元気でしゅね…』

ジ「え？余裕のよっちゃんイカよ…！」

さ「よっちゃんイカwwwww」

『あの、なんで僕にバイノーラル仕掛けたんすか』

ジ「なんでやと思う？」

『分からないっすね』

ジ「正解はやってみたかったから！でした！」

『わぁ自由』

さ「この世は自由と言う鳥籠の中にいる
だからこそ、俺達は羽ばたこうと翼を広げるんだ by.さとを」

『即興で作った詩のクオリティ高いな』

ジ「さとをさん凄いわぁ」

『じゃなくて……』

『眠い…』

さ「安眠ボイスの筈だったのに」

ジ「せやせや」

『安眠できたらこんな事になってないわ…幽霊とかさぁ……』

さ「え、あれ俺達嘘で言っただけだよ？ねぇ、ジェルくん」

ジ「うん、言葉の綾とやらで」

え

『は…？』

ジ「本当におるわけ無いやろ…？心霊スポットとか墓地じゃあらへんのやから…しかもここ、ころんくんの家やし」

『へ…？』

さ「そうそう、本気にしてた？」

『本気、も、なにも…』

『いたんだもん…』

ジ「え」

さ「え」

『え、二人とも見えてなかったの』

ジ「あ、当たり前やんか…」

さ「え、つまり俺らの想像は現実に」

ジ/さ「こっわぁあぁぁぁあ！！！」

『いやこっちが怖ぇわ！！！』

ｶﾞﾁｬ

扉が開き3人の目が一斉に扉へ集中する

こ「もぉ〜…まだ朝早いんだけど…どんだけ元気なの…？なーくん達もまだ寝てるのに…」

目を擦りながら眠たげなころころが入ってきた

あ、今しかない

『ころころ、お願いがある』

こ「えぇ〜…？なぁに…？」

『ころころの部屋で一緒に寝かせて…』

こ「えぇ…！？何があったの」

『僕一睡も出来てないの…さとみとジェルが今まで僕にちょっかい出してきてて』

こ「うわぁ…可哀想…いいよ、おいで〜」

『ころころ……！！！』(ﾊﾟｧｧ

漸く安眠できる…！

解放感っ…

ジ「えぇーなんで…？」

『頼むから寝させて…』

さ「じゃあ俺達も寝るか」

ジ「しゃーないな、寝るか」

『なんでそこだけ潔いんだ』

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