泊まり1日目:寝させて ページ29
Aside
ジ「まだ、寝れないでしょ…?」
いや眠いです
ジ「なぁ、こっち向けよ」
嫌です
ジ「無理矢理向かせてやろうか…?」
よして
ジ「寝たフリか…?」
寝たフリです
ジ「可愛い…」
『〜〜〜っ…』
可愛くない可愛くない可愛いくない
可愛くないと念じジェルのバイノーラルに必死に耐える
イヤホンなんてシャレにならないな…生バイノーラル
くぉぉぉお…
ジ「キスしちゃおっかなぁ〜?」
はっ…!?
待ってそれは普通にヤバいんじゃ…!?
ジェルの吐息が間近に聞こえる
恥ずかしい所じゃない…!
ジェルは寝たフリって気付いてるのかな…
まさかこの状況楽しんでる…!?
ま、負けるものか…絶対反応なんてしない!
ジ「これ本当に寝ちゃってるのかな…?ねぇさとみくん」
さ「どうだろ…」
ジ「ん〜…なかなか手強い…さとみくーん──────」
さ「任せとけーw」
なんの会議だぁぁ
少しだけしん、と辺りが静まり返る
寝た…?
いや、そんな訳ない、
さ「(クロ)」
そんな訳なかった
また耳元…!
さ「寝ちゃったの…?」
さ「それともジェルくんの声のせいで動揺してる…?」
ごもっともっ…
さ「耳、弱いんでしょ」
知らないです…!
ジ「知ってるで…?」
さ「ねぇ、まだ夜は始まってないよ…?」
始まってます!
ジ「泊まりで別室。ここは皆もさとみくんと俺以外おらへんし、さ」
ツー…
『っ…!?』
急に首筋を触られた
擽ったい…
さ「あ、今ちょっと反応した」
ジ「へー…」
うぅ…りーぬと同じ部屋にすれば良かったぁぁぁぁぁあ
助けてりーぬ、るぅとくん、ななくん、ころころ(´;ω;`)
心が半泣きになりながらも我慢した
けどジェルとさとみはだんだん楽しみ始めてヒートアップ
もうこれは危ないやつになりかけている
さとみは僕の首筋を触ってジェルは吐息を凄いかけてくる
ゾワゾワする…っ
20分位続けられている生バイノーラルにとうとう耐え切れなくなり声を出してしまった
『いつまで続けるの…!?』
さ「うおっ」
ジ「やっぱり寝たフリやったんか〜」
そんな2人を置いておきスマホの画面で時間を確認すると
只今の時刻AM2:38
…………深夜じゃん…
ジ「なになに…?生バイノーラルが嬉しすぎて飛び起きちゃった…?」
『逆だねうん』
さ「えぇぇ…」
『さとみも深夜テンションのせいで乗り気になっちゃってるし』
『寝させて…もう僕耳は勘弁…変な感じする』
ジ「目覚めちゃった?」
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黒凛蝶(プロフ) - きききさん» コメントありがとうございます、歌い手名と載ってしまっている所が御座いましたか!申し訳ございません!直させていただきます! (2020年1月1日 21時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
ききき - 歌い手名ってところ早く直してくれませんか? (2019年12月31日 3時) (レス) id: 9fccdcfe18 (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - なたなたまるさん» 了解です!コメントありがとうございます! (2019年4月22日 0時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
なたなたまる - 歌い手名変更機能追加希望です!!! (2019年4月21日 17時) (レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒凛蝶 | 作成日時:2018年12月16日 17時