僕に何かようですか…？

泊まり1日目:るぅとくんの機嫌を直せ！ ページ25

Aside

未だに不貞腐れている

莉「るぅちゃ〜ん、ごめんよ…」

りーぬは必死にるぅとくんの頭を撫でたり

抱き締めたりしている

な「こりゃ完全に不貞腐れてるねぇ…w」

莉「るぅちゃぁ…」

ツンツンしたりしているが全く反応を見せない

クッションを抱き抱えて顔を埋めている

こ「るぅとく〜ん…本気じゃないって…」

な「(クロ)君ならいける？」

ジ「やってみる価値は充分にあります」

さ「(クロ)を投下しましょう」

莉「A〜…」

『僕…！？』

ジ「そうそう、(クロ)行ってらっしゃい〜」

そう言いながらジェルはずいずい、と僕の背中を押してくる

盾にするかのように

『おいおい…分かったけど』

ジ「ありがと〜」

な「頑張れ(クロ)君！」

僕は徐々にるぅとくんに近付きりーぬの隣にしゃがんだ

『るぅとくん、ジェル君も本気じゃないよ〜
僕もるぅとくんが話してくれたりしてくれてるからこうして話せてるし…だからそう、不貞腐れないで…？』

るぅとくんの頭に手を置いてギクシャクしながらも話す

る「……」

る、るぅとくんの反応が無い…

『る、るぅとく〜ん…』

するとりーぬが耳元でコソッと呟いた

莉〔ぎゅーしちゃえ…！〕

『〔えぇ…！？〕』

莉〔ほらほら、〕

りーぬに押し切られ僕に背中を向けているるぅとくんを後ろからぎゅーってした

る「！！！」［ﾋﾞｸｯ

お？

するとるぅとくんは体制をすぐ様変えた

少し崩れ気味な体制でソファから今にも落ちそうな感じだが…

る「なっ、なななななな！！」［ﾊﾞｯ

不思議と顔が赤くて手で覆い隠していた

何故隠す

『ど、どうしたのるぅとくん…？』

る「なんでもないっ！！！」

ジ(照れとるんやなぁ…)

さ(照れてるなぁ、るぅとくん)

な(照れてるんなぁ…)

こ(照れてるんだけどwww)

莉(て、照れてる…)

えええぇぇぇなんか皆察してるんだけど

るぅとくん僕の方向いてくれないし…！

『るぅとくんどうしたの…！？』

る『ぅぅぅ…』

『えええぇぇぇ…！？』

な「るぅとくんは純粋なんだよ…うんうん」

ななくんは腕を組んで頷く

こ「そ、そうそう純粋ー(棒)」

もはやころころは棒読み

莉「初心(ウブ)なんだね」

りーぬも頷く

さ「清いわぁ…」

ジ「綺麗綺麗…」

『元からだと思うけど！？』

横を向くとるぅとくんがスマホで自分の顔を隠している

な「単純にるぅとくんは照れているっ…！」

る「なーくん！？」

こ「もう確信でしょwww」

莉「まぁ顔真っ赤だし」

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