泊まり1日目:僕の事 ページ20
Aside
さとみと一緒にころころの家へ行き、全員揃った所で詳しい紹介、というか僕の会議が始まった
こ「はいそれじゃあ、Aくんおねしゃーす」
気軽だなぁ
『えっと、改めの改めでw烏野Aこと、歌い手の(クロ)です』
『歌い手活動を始めたのは丁度中学3年生位の頃、色々あって歌を歌い始めたのがきっかけ』
色々、と紛らわしてしまう
な「ほぉ」
『それで、あの…僕の歌い手になったきっかけをメンバー全員集まったという事でもう少し詳しく話した方が良いかなって…思ったから話すね』
きっと大丈夫…
『僕は、その、家庭環境が複雑で両親から…虐、待を受けて、離婚したんだけど父親の方に預かられて…それで父さんは常に飲みに行ったり、薬だってやってたし、しょっちゅう頭に血が上ってる時が多くて…』
自分の声が途切れ途切れになっていくのが分かる
『父さんは日に日に力とか強くなってて、
僕も、現実が嫌になって、ネットをやり始めて、他の歌い手さんとかの活動を見て自分に唯一趣味が出来て、始めた…』
室内に7人が集まる中
重い空気が張り詰める
『ご、ごめん、ほんとに…余計な事まで話しちゃった…』
それは本当に一瞬の出来事
何か暖かなものに包まれたような気がした
いや、包まれたんだ
暖かい人間の、体温
状況が理解出来ずおろおろとしていると
莉「───そうだったんだね」
この声、りーぬ?
え、じゃあ今僕の事、抱き締めてくれてるのは
りーぬ、なのか
莉「話してくれて、ありがとう…」
こ「想像以上にドラマティックだった」
る「そんな過去が…」
ジ(る)「あの父親!ぶっ
る「ねぇジェルくん僕の真似しないで!」
さ「空気www」
な「そこがジェルくんのいい所wなるほどねぇ…」
莉「もうお父さんは家に居ないの?」
りーぬは1度手を離し僕の顔を見て発した
『うん、まぁいない、かな…極稀に乗り込んでくるんだけどw』
さ「ヤバい…」
な「Aくん、話してくれてありがとう。俺達は絶対に君の味方だから。決して裏切らない、きっと今も辛い状況だと思う。だからこそ何かあったら俺達が支えるよ、」
その言葉はどこか確信がある様に聞こえて
光が灯っていた
ななくんが言った言葉の後に続き
「当たり前w」「僕達が居るから安心してください!」「流石組長、あっぱれ!www」
「きっと大丈夫!皆で支え合おう!」
「頼れよーw!」
と声を掛けてくれる
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黒凛蝶(プロフ) - きききさん» コメントありがとうございます、歌い手名と載ってしまっている所が御座いましたか!申し訳ございません!直させていただきます! (2020年1月1日 21時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
ききき - 歌い手名ってところ早く直してくれませんか? (2019年12月31日 3時) (レス) id: 9fccdcfe18 (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - なたなたまるさん» 了解です!コメントありがとうございます! (2019年4月22日 0時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
なたなたまる - 歌い手名変更機能追加希望です!!! (2019年4月21日 17時) (レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒凛蝶 | 作成日時:2018年12月16日 17時