僕に何かようですか…？

お誘い ページ17

Aside

今日は見ちゃいけないものを見た気がする…

ジェル…怖い…

そういえば昼休み前、数学の授業中隣のりーぬの席から紙が渡された

学校あるあるだ…

紙の中をこっそり見てみる

［昼休みに用事がなければ屋上に来てほしいな。沢山話したいしちょっとしたお知らせもあるから…！さとみより］

隣のりーぬを見ると窓側を向いてシャーペンをカチカチと鳴らしている

さとみ…

なんだろ…

行ってみよう

─屋上─

ｶﾞﾁｬ

さ「おっ、」

既に待っててくれていた

『ごめんね、待たせちゃって』

さ「全然、来てくれてありがとう」

さ「俺全然話せてなかったから話したいなーって思ってさw」

『僕も話したかった』

さ「ま？良かったぁ…！話す前にちょっとした誘い…？っていうの？したくて」

『誘い？』

さ「うん、俺と歌のコラボしてくれないかなって…」

コラボ…

さ「嫌だったら全然良いんだけど…！」

『い、嫌じゃないよ…！コラボしたい…！』

さ「本当…！？じゃあしよう…！」

『うん…！なんの曲にする？』

さ「んー…結構前に莉犬とロメオやったから…
あ！イカサマ↔カジノとか？」

『あ、僕の好きな曲…いいね…！』

さ「じゃあさ、今日俺の家来て…！」

『分かった…！』

さ「どっちがいい？」

『僕は鏡音リンちゃんの方が良いかな…』

さ「じゃあ、俺は鏡音レンくんの方な…！」

『うん！』

さとみと歌コラボ…！

すとぷり初めての、コラボ

自然と笑みが零れた

──さとみ宅──

『猫…』ｷﾗｷﾗ

さ「ひなちゃんと犬のモカちゃんだよ〜」

『ひなちゃん…モカちゃん…』

さ「ひなー、モカー、Aだぞー。」

『煮干食べる…？』

さ「私用…！？」

『安心安全添加物無しの自然煮干し』

さ「安心安全だ……」

『危険な物は食べさせられない…』

さ「猫好きだね〜…よし、じゃあ作業部屋行こうか」

『うん、またね、ひなちゃん、モカちゃん』

ひなちゃんとモカちゃんをもふもふするのは
後として録音準備、録音準備…

そうしてさとみの作業室へ足を運んだ

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