番外編 バレンタインデー ページ6
話はバレンタインデー当日から１ヶ月と少し前まで遡る
それは昼休み、大食堂に１年組で昼御飯を食べている時、エースから始まった。
ユウ「
『ユウ、飲み込んでから喋れば？
グリム、口の周りについてる。』
食べながら喋るユウに注意し、グリムの口を拭く。
そして拭きつつも、ユウ達の話に一応耳を傾けた。
ユウ「んぐ、んぐ……
んで、チョコがなんだよ？くれるのか？」
エース「ちっげえよ！！
話聞いとけ！！」
ユウ「はいはい、チョコが欲しいって話だろ？」
デュース「チョコが欲しいなら購買部で買えばいいじゃないか。」
エース「そうだけどそうじゃねぇって！
バレンタインだよ！！
バ・レ・ン・タ・イ・ン！！！」
なんだ、エースが言いたかったのはバレンタインデーのことか。
エペル「バレンタイン…？
女の人が男の人にチョコを渡して好意を伝える……あの？」
エース「そう。
男だったらチョコは欲しいだろ！！」
何を言っているんだ、この
ジャック「おい、忘れたのか？
ここは……
男子校だぞ?」
そう、ＮＲＣは男子校。
入学前から付き合っている彼女がいるならチョコを貰える可能性はあるが、いないならまず貰える可能性はほぼ無い。
ここで出会いはそうないからだ。
エース「んなことは、わかってんだよ！！
なんでＮＲＣは共学じゃないんだよ！？
何処が名門だよ！！
女子がいない時点で名門じゃねぇよ！」
ジャック「今更だろ…」
セベク「若様がいるのだ！！！！
名門以外ありえないに決まってるだろ！！！！！」
エース・ユウ「「うるせぇ！！」」
『３人共、煩い。』
大声を出す３人
大食堂だし、昼食くらい静かに食べられないのか。
グリムでも食べてる時は静か(夢中だから)なのに。
ユウ「バレンタインか……こっちでもあるんだな。
あっ、そう言えば……
A、今年もチョコ作るのか？」
「「「はあ！！？」」」
バッ！ と勢いをつけてこっちを見るエース達に小さくため息を吐いた。
番外編 バレンタインデー→←番外編 バレンタインデー プロローグ
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ねこ大好き(プロフ) - 沙月さん» 返信が遅くなってしまいすみません。コメント、ありがとうございます！ (2020年12月1日 16時) (
レス) id: 0a781ecf2f (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 続きがとっても楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年12月1日 9時) (レス) id: 8efc098497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ大好き x他2人 | 作成日時：2020年11月29日 0時
