無表情ですが感情はあります【ツイステ】 (ページ41)

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第３９話ページ41

デュース「あったぞ！魔法石だ！」

「ザワルナアﾞアアアアアアア！！」

怪物は拘束していた氷を力ずくで外そうとし
大釜もどかそうとしていた

足止めできるのも時間の問題だろう

エース「やっば！アイツもう重しを押しのけそうじゃん！」

『氷ももうダメですね』

グリム「オイ、デュース！
もっとなんか乗せるんだゾ！」

デュース「えぇっと、重たいもの！？

い、いでよ！大釜！
あとは、えーとえーっと、大釜！？
それから、大釜っ！」

デュースさんは全部大釜だった

「ヌグゥアア！！」

エース「お前、大釜以外に召喚レパートリーないわけ！？」

デュース「うるせえな！
テンパってんだよ俺だって！」

グリム「魔法石はゲットした！
ずらかるんだゾ！」

エース「了解っ！」

「オﾞレﾞノ……ダアアアアアアア！！」

魔法石をゲットした私達はまた森へと走って逃げたが

エース「嘘だろ！？
あんだけの重しを全部押しのけ追っかけてきた！」

「ウウ…ウウウッ…！
イジ……カエセェエ……ッ！！」

『！！
(弱ってる…？)』

デュース「くそ、このままじゃ追いつかれるっ……！」

『ユウ
先に行ってて』

ユウ「え？……ちょっ？！A！？」

エース「は！？お前なにしてんだ！？」

私は逆走し怪物の方へ走って行った

「イジ…カﾞエセェ！！」

怪物が鶴嘴で攻撃をしてきた

私はそれを避け鶴嘴を持っていた手を蹴り上げた

「グアッ！？」

怪物は持っていた鶴嘴を離した

私はそれを拾い上げて自分の武器として使うことにした

『(古いからか強度はあまり無さそうだな……)』

そう考えてると怪物の拳が近くにあり
間一髪のところで後ろに避けた

すると後ろからの声が聞こえた

エース「あーっ、もぉ！やったろーじゃん！さすがに女を置いていけるかよ！
チビんじゃねーぞ、真面目クン！」

デュース「お前こそ！」

グリム「オレ様の真の力、見せてやるんだゾ！」

ユウ「A！！あまり無茶するなよ！」

どうやら一緒に戦ってくれるらしい

その後、なんとか皆で怪物を倒した

『ふぅ……』

デュース「はあ、はあ………っ！」

エース「やっ……た？」

グリム「か、勝った……オレ様たちが勝ったんだゾ！」

デュース「よっしゃ！」

エース「やったあ！」

グリム「勝利のハイタッチなんだゾ～！」

「「「イエーッ！！」」」

三人は勝ったことに喜びハイタッチをした