無表情ですが感情はあります【ツイステ】 (ページ21)

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第１９話ページ21

『……』

起きたら目の前にゴースト達がいた

「お～起きた起きた」

『……おはようございます』

「相変わらずだなぁ
びっくりもしてない」

『一応驚きはしましたよ
顔に出ていないだけです』

そのあと着替えてユウ達の部屋へと向かった

「お前たち、今日からここに住むんだって？
悪戯しがいがあるってもんよ｡ケッケッケ！」

グリム「くそーいつか追い出してやるんだゾ！」

クロウリー「おはようございます、3人とも｡
よく眠れましたか？」

いつの間にかクロウリーさんが来ていた

グリム「ベッドに寝そべったら底が抜けてびっくりしたんだゾ！
どんだけオンボロのまま放置してたんだ？
朝もゴーストに起こされるし最悪なんだゾ！」

知らない間に色々あったようだ

ユウ「ぐっすり！」

『私はいつも通りです』

クロウリー「異世界に飛ばされてきたというのに図太くて大変よろしい！」

褒めているのかわからない事を言われた

クロウリー「さて、そんなわけで本日のお仕事についてお話があります」

～談話室～

クロウリー「今日のお仕事は学園内の清掃で
す」

雑用とは掃除の事だったのだろうか

クロウリー「……といっても学園内は広い｡魔法なしで全てを掃除し終えることは無理でしょう
Aさんは魔法は使えるとしても使い方を知らないでしょう

ですので、本日は正門から図書館までのメインストリートの清掃をお願いします｡」

『(よかった…
いきなり学園内全部と言われたらどうしようかと思った…)』

クロウリー「いいですか、ユウくん、Aさん
昨日のような騒ぎを起こさないよう、グリムくんをしっかり見張っていてくださいね」

ユウ「自信ないな……」

『出来る限りの事はします』

クロウリー「頼みましたよ
昼食は学食で摂ること許可します
では、しっかり業務に励むように」

クロウリーさんは帰っていった

グリム「ちぇっ……掃除なんてやってやれねぇんだゾ
オレ様も魔法の授業で、バーン！ドドドーン！ってカッケー魔法打ちまくりたいんだゾ～」

『掃除が終わったら図書室で勉強をしましょう』

グリム「……オマエその言葉疲れないのか？」

『言葉ですか？』

グリム「その〝ですか〟とかだゾ
コイツには普通話してるのに」

『別に疲れませんけど』

グリム「でも気持ち悪いんだゾ！
オレ様にもコイツと一緒の言葉でいいんだゾ！」

『……わかった』

ユウ「じゃあ学校行こっか」