無表情ですが感情はあります【ツイステ】 (ページ22)

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第２０話ページ22

～メインストリート～

グリム「ふわぁ～……スゲーんだゾ
ここがメインストリートか
昨日はよく見てなかったけど、この石像は誰だ？
７つあるけど、なんかみんなコワイ顔
このおばちゃんなんか、特に偉そうなんだゾ」

？「ハートの女王を知らねーの？」

3人で石像を見ていたら目元にハートマークのペイントが特徴の男の人がそう言った

グリム「ハートの女王？偉い人なのか？」

？「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ
規律を重んじる厳格な人柄で、トランプ兵の行進も薔薇の花の色も一切乱れを許さない」

『(薔薇の色まで決めるのか…)』

？「マッドな奴らばっかりの国なのに誰もが彼女には絶対服従
なんでかって？規律違反は即打ち首だったから！」

ユウ「ええ？！」

グリム「こ、こえーんだゾ！」

？「クールじゃん！オレは好き｡
だって、優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ？」

グリム「確かに｡リーダーは強い方がいいんだゾ」

『厳しすぎても身を滅ぼすだけだけど』

私は周りに聞こえないような声でいった

グリム「っていうか、オマエは誰だ？」

エース「オレはエース｡今日からピカピカの1年生
どーぞヨロシク♪」

『(……なんか嘘くさい…)』

グリム「オレ様はグリム！
台魔法士になる予定の天才だゾ
コッチの冴えないのはユウ
んでコッチはA
オレ様の子分なんだゾ」

エース「ユウ？A？珍しい響きの名前だな」

ユウ「子分じゃねぇけど…よろしく！」

『……』ﾍﾟｺｯ