無表情ですが感情はあります【ツイステ】 (ページ15)

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第１３話ページ15

グリムの話が終わると上から水が落ちてきた

グリム「にﾞゃッ！つめてっ！
天井から雨漏りしてやがるんだゾ！

ふぎゃっ！また水がふってきた！
オレ様のチャームポイントの耳の炎が消えちまう～！」

ユウ「何ヵ所雨漏りしてるんだろ？
バケツ持ってこないと」

『何ヵ所かは分からないけどバケツは持ってきたよ』

いつの間にかいなかったAがバケツとタオルを持っていた

グリム「なっ！オマエ！オレ様を振り回したヤツ！」

『炎を吹いて暴れそうだったので大人しくさせただけです
暴れないならそんなことしません』

Aはユウにバケツを渡しタオルでグリムを拭いた

グリム「わっ！何するんだゾ！」

『濡れていたから拭いてるんです
そのままでいられたら困ります』

ユウ「でもA
よくタオルとバケツの場所分かったな？」

『聞いたから』

ユウ「聞いた？」

『それよりバケツ置かなくていいの？』

ユウ「あ！そうだった！」

ユウは疑問に思ったがバケツを置くため
後で聞くことにした

グリム「こんな雨漏り、魔法でパパーっと直しちまえばいいんだゾ
……って、オマエ魔法使えねぇのか
ププーッ！使えねぇヤツだゾ！」

ユウ「イラッ………じゃあ手伝ってくれよ」

グリム「え？手伝えって？
やーなこった！オレ様はちょっと雨宿りしてるだけの他人(他モンスター)なんだゾ

ツナ缶も出ないのに、タダ働きするのはゴメンなんだゾ」

するとまた水が落ちてきた

ユウ「うわっ、さらに雨漏りが……」

『バケツは一つしか持ってきてないし足りないね』

私達はバケツを探しに廊下に出た