第2話【家出少年ましろ】 ページ4
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「改めまして、今日からお世話になります。ましろです。よろしくお願いします、誉希さん」
『あっ、お世話します(?)。佐伯誉希です・・・』
・・・ごめん、今すぐ逃げたい。←
なにやってんの私。なにやってんの私!いくら酔っ払っていたとはいえ、何故拾っちゃったのかな!?←
だってどう見てもイケメン。住む世界が違う。私なんかに拾われてむしろ可哀想(遠い目)。
「ちなみに・・・どうして拾ってくれたんですか?」
『えっ・・・?どうして・・・?えと・・・』
こっちが聞きたいです!!!←
・・・えーっと・・・?
とりあえず、何かしら無難な事言っといた方がいいよね??だってこんな純粋無垢の幼い少年みたいなキラキラした目で見つめられたらとりあえず何か言っとかなきゃって思うよね!?!?←←
『の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ノリで?』←
ごめん1回殴らせて(自分)
何だよノリって!!いや確かにノリだった部分もあるけど!!いやでもだからって!!!
「・・・ぷっ・・・ふふっ・・・・」
何かめっちゃ笑いこらえてるんですけど!?
てか、イケメンは笑ったらさらにイケメンなんだね・・・イケメンはイケメンだから何をしてもイケメンなのかイケメン・・・(???)←
『えーーっと・・・?ましろくん??』
何で笑ってるのかなぁ〜と聞くと、家出少年・・・────ましろくんは、クスクスと笑いながら「誉希さんが面白いから」と答えた。
どこに笑いの要素あったのか謎だけど、もう何でもいいや←
さて・・・どうしたものか。
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作者名:智弥 | 作成日時:2018年10月22日 3時