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裕太サイド
学校の授業中、体のダルさは時間と共に酷くなっているような気がした
(はぁ…………、そろそろやばいかもしれないな。この授業が終わったら、保健室に行こう)
集中出来ないまま、授業を受け、授業が終わると同時に立ち上がり、保健室へ向かう
先生「どうしたの？具合悪くなった？」
「体がダルくて」
先生「風邪かしら？熱計りましょう」
と、養護教諭の先生に体温計を渡され、俺は脇の下に体温計を挟む
体温計が鳴り、計り終えたことを知らせる
先生「微熱ね。寒くないかしら？」
「いえ、ダルいだけです」
先生「少し横になって様子をみましょう。それでもダルさが治らなかったら、今日は帰りなさい」
「わかりました」
俺は養護教諭の先生の言う通り、ベットに横になり、体を休める
横になって、1時間後
先生「体はどうかしら？少しはダルさ治ったかしら？」
と、養護教諭の先生が様子を見に来た
俺は起き上がるが、ダルさは治った気がしなかった
「いえ、さっきよりはだるくは無いですけど、まだダルいです」
先生「そう………。今日は帰った方が良さそうね。おうちの方に連絡を入れるわね」
「はい。すみません」
俺は学校を早退することになった
数分後
大学の講義を休んだのだろう、渉にぃが来てくれた
渉「すみません。連絡を受けた藤北です」
先生「体のダルさが治まらないようなので、早退させることにしました。風邪から来るダルさとは違うので、少し疲れが出ているんだと思います。微熱もあるので、お家の方でゆっくり休ませてください」
渉「すみません。わかりました。裕太、立てるか」
俺は、渉にぃの手を取り、立ち上がる
先生「お大事にね」
俺は、渉にぃの車に乗り、家へ帰る
渉「今日はゆっくり休め。食欲はあるか？」
「少しはある」
渉「じゃあ、後で熱さまシートとお粥持ってくるな。暖かくして寝てな」
「うん。ありがとう」
俺は渉にぃに言われた通りに部屋に戻り、体を温めながら眠りに着く
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作者名：アルト | 作成日時：2021年3月13日 16時
