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俊哉サイド

最近、裕太の元気がないような気がした

学校から帰ってきても

「ただいま……………」

気力が無いように言う

俺はすごく心配で、裕太に声を掛けるが

裕「大丈夫…………………」

としか言わず自分の部屋に戻ってしまった

俺はあまり深追いしないで、裕太が落ち着いて話せる時を待った

でも、その選択が良かったのかは分からない

あんなに疲れている裕太を見るのも、俺は耐えられなかった

だから、俺は明日何があっても裕太が俺に言って貰えるようにすると決めた

裕太の負担が少しでも軽くなれるように

ずっと兄たちに守られてきた分

俺も弟の裕太を守りたいんだ

・→



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作者名:アルト | 作成日時:2021年3月13日 16時

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