ポンコツ39 ページ40
『んっ〜〜ん?』
訳):急にどうしたの?
『んーんーん!』
訳):首らへんが何かくすぐったいのだけど!
口をふさがれて、何て言ってるかわからないA
沖田はAが何か言ってるのを気にもせずに首もとに顔を埋めていた
そのまま触れるだけのキス
『んっ!?』
わかりやすい反応
沖田はその反応が気に入ったようで、そのままAの首に歯をたてた
『んんーっ!?』
少し強すぎたらしい
痛かったのか、Aはジタバタしだした
沖田はAのほんのり赤くなった…自分が赤く染めた首もとをみて、満足していた
すると満足感で力が抜けたので、その隙にAは離れてしまった
『はぁ…はぁ……は…ぁ』
首もとを片手で押さえながらAは背を向けたまま荒い呼吸をしていた
『っつ〜!!』
やっぱり痛かったらしい、何をしたのか沖田に確認するために首を押さえながら振り向いたAの目は潤んでいた
沖「ふっ…」
沖田はそれが可愛すぎて愛しくてにやけそうになった
『なに にやにやしてるの!?』
もうにやけていたらしい
『むー…ジンジンします………』
しかめっ面のAは首もとを押さえたままだった
沖「おっといけねぇや…
俺ァ 明日はやいんだ もう寝るぜィ」
『えっ!?
うそだー! いっつも寝てますよね?』
この場から何事もなかったように立ち去ろうとする沖田の手をAは引っ張って止めた
沖「っ……なんでィ…?」
さすがに沖田も驚いたみたいだった
もちろんAにはそれを気づかせないが…
『私の首、どうなってます?
ものすごーくジンジンするのだけど…』
上目遣いでまだ潤んだ目
沖田がつけた赤いものを見せてきて
自分のものだと言われているようだった
沖「おめぇは 俺を殺す気か……」
『はい?』
沖「寝る」
沖田はこのままここにいたら100%襲うと思い、もう振り返ることもなく部屋に戻った
『え………?』
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作者名:のだ。 | 作成日時:2018年8月22日 14時