ポンコツ28 ページ29
チクタク チクタク
『ふぅ 終わった〜!』
時計を見ると、午前0時をまわるころ
沖田がやらかした始末書をなぜか連帯責任で書かされたA
Aが書いている間に沖田はどこかへサボりに行ってしまったのだ
そんな事は気にせずに書き続けていたらもう深夜
『どんだけやらかしたのよ
総悟くんは よく副長さんにバズーカをくらわせていたからか…』
一度けのびをして背中の骨がポキッとなった
このまま寝てしまおうかとも思ったのだが、お風呂に入ってないことに気がついた
『この時間ならみんな寝ているでしょう
よし…行きますか』
そういって立ち上がり、寝巻きの準備をした
真撰組に来て、変わったことは着物を着るようになったことだった
仕事中は黒一色の洋服だが、夜は素朴ながら花の刺繍があり、派手さはない紺色の着物を着ていた
沖田からのプレゼントだった
亡くなってしまった姉のものらしい
Aは最初は断ったが
沖「お前に着ててほしいんでさァ」
そんなこと真っ直ぐな瞳で言われたら、もう断れなかった
それを綺麗に畳んで、Aは部屋をでた
***********
その頃の沖田
沖「寝すぎたな…」
サボりすぎて爆睡してしまった沖田は深夜に屯所に着いた
アイツはちゃんと飯食ったんだろうな
まあ、食ってなかったらまた例のアレをやるだけでさァ
深夜の暗さに沖田のどす黒い笑みが輝いていた
あの始末書の量だし
今日中に終わるとは思わねぇ
もう寝ちまってる可能性はあるな
Aの部屋によろうかと考えたが、前に部屋に忍び込んで起こしてしまった過去があり
サボったあげく、睡眠の邪魔はするとなるとまた怒られると思い
沖田は一度自室へ入り、そのまま大浴場へ向かった
沖「この時間帯に行くのは初めてだな…」
──────
更新遅くなり、すみません!!
いつの間にかhitしていて目を疑いました
読んでくださった方々、本当にありがとうございます!
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作者名:のだ。 | 作成日時:2018年8月22日 14時