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ポンコツ2 ページ3

迷いに迷って居酒屋を探すという答えにたどり着いた次の瞬間



「へいへーい!そこのねぇちゃん!」



「一人? 俺らとあそぼーぜー!!」



「え!? ちょっと待ってすっごい美人じゃん」



うっわー、来たよ。来ちゃったよ。



ものすっごい変なのが三人。



どこのチンピラか聞こうと思ったけどやめた。



めんどくさいことになりそうだ。



「ちょっとちょっと、黙っちゃってどうしたの?」



「はぁ〜 やばい 匂いが香ってくる」



「もう襲ってよくね?よくね?」



意味不明な言葉を並べられたがそれを華麗に無視し、通り過ぎようとしたが、



「ちょ、待てよ」



どっかで聞いたことがあるようなセリフで腕を引かれ引き止められた。



『話してください めんどくさいです』



「ド直球ー! でもゴメンね〜!」



「俺らもうヤル気だから」



「だだだだ、大丈夫だよ
はあーはぁー……はっ…はぁー
ちゃんと優しくするからねっ?」



『よくわかりませんけど気持ちが悪いのはわかりました』



「ひっどいなあ まあいいよ
お前ら押さえつけろ」



「ちぇ 一発目は兄貴からかよー」



「はぁはぁはぁはぁはぁ!!!
ちゃんと交代してくれるよなぁ!? なぁ!?」



「わかってるって それじゃ、いただきまーす」



汚い手でAを触ろうとした次の瞬間





























『さてさて居酒屋は〜』



もう立っているチンピラはいなかった。

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作者名:のだ。 | 作成日時:2018年8月22日 14時

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