天才剣士はポンコツでした【沖田総悟】 (ページ9)

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ポンコツ8 ページ9

In 真撰組局長室

土方Side

プスゥー

イライライライライライラ

もう何本目かわからないタバコを吸う

それもこれも今日くるはずの新人のせいだ

土「遅い！新人はまだ来ねぇーのかよ！」

近「まっ、まぁートシ！
ほらきっと迷ってるんだよ
とっつぁんが言うには江戸は初めてらしいし」

土「にしてもな近藤さん…
これから一緒に働くなら遅刻は切腹だ！」

近「いや、まあうん…
もうちょっと待って沖「ただいま帰りやしたー」総悟！？」

俺がイライラしていると障子を勢いよくあけて、総悟が帰って来た

土「おいてめぇ
ちゃんと仕事はしてきたんだろうな？」

してなかったらここで斬ってやる！

沖「あったりまえでさァ
俺ほど真面目に仕事するやつはいねぇですぜィ
ほら、こい！」

お前ほどサボるやつもいねぇーがな

ん？こい？

『きゃっ…痛い痛い
待って待ってちょっとひっぱりすぎ！』

すてん

顔から転ぶ音

土「・・・総悟おおおおおお！？」

顔から転んだ女は畳にうつ伏せ状態になっていた

なぜ手をつかなかったのかと思ったが、どうやら手錠をされているらしい

待てよ手錠？

近「え、何コレェェェ！？」

沖「土方さんに頼まれやした」

近「トシィイイイイ！？」

はぁぁぁぁぁ！？とんだ濡れ衣だ

土「いや待て待て！！！
俺は断じて頼んでない！！！
誰がいつ、女を誘拐してこいと！？」

銀「なっるほどな大串くんが黒幕か」

その声は！！！

土「万屋かてめぇがなんでここにいる！」

銀「いや、俺は一応ソイツの保護者なんで
誘拐したってことは身代金めあてか？
言っとくがそんな金は家にはねぇ！！！」

土「いや誘拐じゃねぇから！
つーか、状況的にこれはどう見ても逮捕だろ！！！」

神「Aは可愛いから狙われたアルな」

新「あの皆さんちょっと落ち着きません？
色々と話が噛み合ってないようなんですが…」

いつの間にか人数が増えてるがそれは今はどうでもいい

とにかく志村のいうとおりだな

一旦落ちついて話そう

近「トシが誘拐トシが誘拐トシが誘拐!?
総悟も共犯？ははは…笑えねー笑えねーよ」

近藤さん頼むから落ち着いてくれ