やっと会えたね ページ14
ヘリの音を聞いてるだけで早15分
ついたのは見たこともない場所……は当たり前だが、無言で歩き出すので仕方なく無言でいるA
千'無馬さん、着きました……はい、……はい。わかりました、では会議室で。はい、失礼します'
安「俺ゆきんこベッドに寝かせてきます」
マ「あ、じゃあ一緒に行くよ〜」
エ「コイツ、どうしますか?このままボスの所まで運ぶ形でいいですか」
千「このまま連れてく」
エ「わかりました」
『……』
いつもの様に話し出したかったが、後ろ歩く人がしっかり武装している為口を閉じ代わりに深く息を吐く
あと少し、あと少しで兄にあえるのだ。と胸を踊らせるAは周りの気を悪くさせないよう大人しく担がれるが何となくさっき撃たれた脚を思い傷にならないといいなあ、とぼんやり思うことで時間を潰した
ぴたり、と立ち止まった列は先頭の千代田が3回ノックしたことでまた進み始める
千「ボス、無馬さん、RBさん
ゆきんこは奪還成功しました、そして此方はゆきんこを
エ「はい」
『あで、』
投げられた衝撃で鼻を打つ
優しくできないのかと文句いってやりたいところだがまずはTOPの顔でも拝んでやろう、の精神でAは顔をあげる
ふむふむ、と眺めたが兄らしき人は見当たらない
まさかALLIN全員集合している訳じゃないんだと落ち込んだ矢先真ん中の人がガタン、と大きな音をたて立ち上がる
無「ボス?」
RB「なにかありましたか」
M「は?
なんで、Aが居る?」
『………………え、まさか兄さん!?イメチェンですか!雰囲気まで変わられてて気づけませんでした!相変わらず格好良いですね……♡』
「「「「「エッッッ」」」」」
記憶の中の兄をイメージし過ぎた所為か、髪色から違う兄に気づけなかったA
しかし、昔と変わらない姿のAの姿をmondoは見間違えるはずもなく駆け寄りそっと立たせる
M「本当にA?なんでロスサントスにいる」
『はい、兄さん。私です、Aです。CPTに聞いてこの街に来ました。』
M「CPTマ?アイツ本当に…………」
無「待って待って待って待って待って!ボス!?」
RB「混乱しすぎてついていけない、どういうこと?」
千「エッッ……スーーーーーーー…ボスの、いもうと……?」
エ「まずいまずいまずいまずいまずい……非常にまずい、」
『やっと会えたね、兄さん♡』
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ふわな(プロフ) - 続きがめっちゃ読みたいです!!更新待ってます!! (5月12日 20時) (レス) @page16 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平成鳴. | 作成日時:2024年1月11日 4時