6話 通訳してくれ ページ8
月「えーと.........」
同じ部屋なのに空気がまるで違う
なんともシュールなこの場を終わらせた
のは審神者である月夜だった。
月「これはどうゆう状況だ?
....まぁいい。詳しいことは大広間で聞こう
長谷部、みんなを大広間に集めてくれ」
へ「主命とあらば」
さっきまで固まっていた長谷部だったが
主の命により襖を静かに開け閉じし
鍛刀部屋を出て行った。
月「おい、倶利伽羅ちょっと降ろしてくれ」
大「やだ」
月「即答かよ!俺は挨拶がしたいだけなんだけど...」
月夜がそう告げると倶利伽羅は
渋々大椿倶利伽羅を降ろした。
月「ありがとう
大椿倶利伽羅だな!
俺はこの本丸の審神者をしている月夜だ。
よろしくな」
月夜は大椿倶利伽羅に手を差し伸べ言う。
だが、その手を一向に握ってくれる気配がない。
それどころか倶利伽羅の後ろに隠れてしまった。
そんな大椿倶利伽羅を倶利伽羅は抱っこして
耳元で囁いた。 すると大椿倶利伽羅は
月夜の手に少しだけ触れ小さな声で
______ よろしく......
と呟いたのだった。
月「ああ。よろしくな!して...お前の兄貴は誰だ?」
さっきまでは嬉しそうだったけどなんだろう?
悲しそうな眼をしてる...
燭鶴太「僕/俺、だよ/だぜ」
大「違う。俺だ」
月「....こんちゃん、通訳を頼む」
こ「私めもわかりかねます.....」
月「うん。だよね!
んー、じゃ確認大椿倶利伽羅は女の子なの?」
月夜がそう発言した途端
ちょっと揉めていた伊達組が静かになり
我が主を驚いた目で見てる。
月「え........なに..?」
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作者名:チョコ x他1人 | 作成日時:2019年3月20日 10時