検索窓
今日:12 hit、昨日:9 hit、合計:90,645 hit

14話 山姥切国広side ページ18

へ「主、ただいま参りました。」



燭台切たちが出ていった数分後

襖の向こう側から長谷部の声がした


はっやいな

月「おーいらっしゃい」



審神者が声をかけると長谷部は

失礼します。と審神者部屋に足を踏み入れた。



山「失礼するぞ」

後「来たぞ大将」

月「2人もいらっしゃい」



長谷部に続き山姥切国広、後藤藤四郎が訪れた。

長谷部が2人に

「もっと敬意のある言葉で話せ!」

などと言っているがそれをガン無視に

山姥切は審神者に話しかけた。



山「...この写しの俺に何の用だ」

月「まんばよ、写しは関係ない
お前はお前らしく胸を張れ。と
出会った頃から言ってるだろ?」

山「........!」





_____________________



俺はこの本丸の初期刀だ。

5振りもある中で何故写しの俺なんかを

選んだのかがずっと謎だった。

俺なんかと違う真剣の刀の方が

良いに決まっている。

1度聞いてみようとは思ったが

傷つくのが怖くて聞けなかった。

だが

一緒に過ごして1ヶ月が経ったある日

主から話があった。



主が何故俺を選んだのか

聞きたくても聞けなかった1つの疑問。



俺がこの本丸に来て約1ヶ月がたった頃

主からの呼び出しで審神者部屋を訪れた。



山「失礼する。話ってなんだ」



山姥切が襖を開けると何やら審神者が

机に向かい筆を走らせていた。



月「ちょっと待ってて
あ、下にある書類まとめてほしいっ」



床を見ると書類が散らばっていた。

審神者になってまだ1ヶ月余りしか

経ってないのだから慣れないのも

無理はない。

と、思い片付けを手伝った。



山「わかった」


月「ありがとぉぉ」




____________

数分後



月「ありがと助かったよ」

山「ああ」

月「ちょっと待ってね。お茶淹れる」



急須に茶葉とお湯を入れ

湯呑みにお茶を注いぎ

戸棚から和菓子を出す。

それらを山姥切国広と自分の座る

目の前に置いた。


月「これはね。カステラっていうんだけど
ほんのり優しい甘さでね、おいしいんだぁ
和菓子で大好きランキングトップスリーには入ってる
食べて食べて」



俺は言われるままひとくち食べてみる

程よい甘さでいくらでも食べれそうだ



山「おいしい...」

月「だろぉ!!」



俺の目の前では幸せそうに頬張る

審神者の姿があった。

15話 山姥切国広side→←13話 わけなくていいよ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
376人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 伊達組 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チョコ x他1人 | 作成日時:2019年3月20日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。