鬼族の姫には妹がいた様です

もったいない男 5 ページ17

Aside
ミッチー 「ショック！」

ケースケ 「あ！Tシャツになんか書いてあった とんこつ命 って」

ナツメ 「とんこつ命？」

アキノリ 「待てよ… 確かそうゆうTシャツが…」

皆-アキノリ 「え？」

アキノリ 「これだ！ほらこのTシャツじゃあないか？」

と言ってアキノリは とんこつ命 と書かれたTシャツを着たラーメン店のおじいさんを見せる」

ケースケ 「そう これだよ」

A 「じゃあこの人がもったいない男？」

ケースケ 「いや 同じTシャツだけど別人だよ」

ナツメ 「あれ？ここ閉店しちゃっていない？」

アキノリ 「マジかよ！結構美味かったのに…」

トウマ 「とりあえず行ってみよう なにかヒントがつかめるかもしれない」

〜〜うまいっ亭 前〜〜

ナツメ 「やっぱり閉店してる…」

アキノリ 「有力な手がかりだと思ったんだけどな…」

すると閉店しているはずのうまいっ亭の入り口の扉がひとりでに開く

皆 「！」

ナツメ 「え？」

〜〜うまいっ亭 店内〜〜

トウマ 「スープを煮出している」

すると入り口の扉が閉まる

？ 「いらっしゃいませ お好きな席にどうぞ」

Aたちはカウンター席に座る

？ 「さぁ当店自慢のラーメンを召し上がってください」

すると電気が点滅する

そして再びテーブルに視線を戻すとそこにはラーメンがあった

ナツメ 「え⁉ ラ…ラーメン？」

トウマ 「いつの間に…？」

アキノリ 「ど…どうする？」

トウマ 「どうするって食べるしかないんじゃあないかな？」

A (あれ？私とナツメのラーメンだけチャーシューが多いような？)

ナツメもそれに気づいていて周りのラーメンを見ていた

アキノリ 「見た目は普通のラーメンだよな？」

？ 「召し上がらないんですか？」

すると電気が点滅する

？ 「もったいな〜い」

すると前でスープを煮出していた寸胴からたくさんの湯気が出てくる

ケースケ 「うわぁ！」

？ 「もったいな〜い もったいな〜い！」

するとその寸胴から腕が二本生えてくる

？ 「ラーメン残すのも コソコソ コソコソ嗅ぎまわるのもダメ！ダメだよ〜！」

アキノリ 「これがもったいない男か⁉」

ケースケ 「ずっとヤバい感じになっているけど多分そう！」

ナツメ 「ひとまず退散しよう」

アキノリ 「おう！」

Aたちは扉に向かう

ナツメ 「嘘！開かない！」

アキノリ 「こっちもだ」

もったいない男 「逃げちゃダメ！ダメだよ〜！」

すると寸胴から足が生えAたちの前にくる

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