鬼族の姫には妹がいた様です (ページ46)

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顔さけ女 8 ページ46

Aside
パックン「あぶな～い！」

パックンはアズサさんを押し倒す

ナツメ「アズサさん！パックン！」

ビルが崩れあたりに砂が舞う

アズサさんは無事だった

ナツメ「アズサさ～ん！」

私たちはアズサさんに駆け寄る

A 「大丈夫ですか？」

アズサさんは頷く

そしてアズサさんは瓦礫に埋もれた食虫植物…パックンを見つける

アズサ「こいつうちの店の…」

アズサさんはパックンを掘り出す

アズサ「間違いない売れ残り…」

ケースケ「パックン…」

アキノリ「自分の身を犠牲にしてアズサさんを守ったんだ」

アズサさんは近くの花壇にパックンを埋める

その顔はとても悲しんでいて私たちは声をかけるか迷う

アズサ「…君たちに怪我がなくてよかったよそれじゃあ」

と言ってアズサさんは去る

ナツメ「アズサさん… ！ねぇトウマお松だったらきっと！」

トウマ「そうか！よし憑依！幻魔お松！我に力を！」

お松「生きとし生けるものに癒しをお松の力お貸ししますわ」

～～翌日花屋さんの前～～
Noside
A 「アズサさん」

アズサ「？」

ナツメ「あのこれどうぞ」

と言ってナツメは食虫植物を差し出す

アズサ「これは？」

ナツメ「似たのを見つけたんですよかったら」

アズサ「え…」

ナツメは棚に食虫植物を置く

ナツメ「じゃあ失礼します」

ナツメたちは去る

アズサはもらった食虫植物を見る

アズサ「…！ちょっとこれ！」

アズサはナツメたちが去った方を見るがすでにナツメたちはいなかった

アズサ「まいっか」

～～花屋さんの中～～

アズサは食虫植物を棚に置こうとするがカウンターに持っていく

アズサ「おかえり売れ残り」

と言ってアズサはパックンを撫でた