鬼族の姫には妹がいた様です

顔さけ女 7 ページ45

Noside
アキノリ 「要するにパックンフラワーだろ？じゃあ名前はパックンで決まり！」

パックン 「パ…パックン？」

ナツメ 「パックン 虫が好きなんだ」

パックン 「あ…好きってわけじゃあないですけど養分になるので 人間にとってのサプリみたいな物です」

ケースケ 「べっこう飴が好きなんでしょ」

パックン 「いえ 特に好きではありません」

ケースケ 「え…じゃあ ポマード ポマード ポマード！」

パックン 「ポマードってなんですか？」

ウィスパー 「うすらぬらの書き込み 全部デタラメでしたね」

ナツメ 「ねぇパックン アズサさんを守りたかったってどうゆうこと？」

パックン 「それは…アズサさんは店にいる植物たちからかなり嫌われていまして… 私は売れ残りとゆうあだ名をつけられていました アズサさん 私たちにはひどいこと言っていますけどお客さんにはちゃんと世話をするようにって伝えてくれるんです 前に水やりを忘れて花を枯らせてしまったお客さんの家に怒鳴り込んだこととかあったりして…」

アキノリ 「すげぇな」

トウマ 「植物のことが好きは好きみたいだね」

A 「でもどうしてアズサさんを脅かす必要があったの？」

パックン 「実は見えちゃったんです アズサさんの未来が」

皆-パックン 「！」

トウマ 「未来？」

パックン 「あの古いビル アズサさんは毎日あのビルの前を通って花屋に通っているのですが… そう遠くない未来に…アズサさんにあのビルが崩れてきて… どうしてもアズサさんを守りたい 強く強くそう思っていたらライトサイドでもシャドウサイドでもない姿 顔さけ女になっていたんです」

ケースケ 「本当に未来が見えるの？」

アキノリ 「すげぇな！」

ウィスパー 「ナマズが地震を予知したりするのと同じような動植物の持つ 超能力のようなものかもしれませんね」

ミッチー 「まさに生命の神秘だな」

ナツメ 「アズサさんのことが大好きなのね」

パックン 「はい」

アズサ 「こら！顔さけ女〜！」

ナツメ 「アズサさん」

アズサ 「どこだ！出てこい！」

トウマ 「武器を持って戻ってきたんだ」

A 「武器っていうかジョウロだけど…」

アキノリ 「たくましいな…」

アズサ 「隠れるなんて卑怯だぞ！」

するとパックンは古いビルにヒビが入っていることに気がつく

パックン 「！」

パックンはアズサさんの方へ向かう

アズサ 「出てきて勝負し…！」

ビルがアズサに倒れてくる

アズサ 「！」

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