18章 約束と契約 最終話 ページ1
「そんな本があったんだな、話偽造凄くしてるし」
「それがね、噂じゃ絵本を見た勇者がこれを否定したって言うのよ、まぁ、何百年の前の話だから真偽は分からないけど」
そこでナミがベッドに倒れた
「だ、大丈夫かナミ!?」
「あんた…そんな顔するんだ…」
「煩い…熱測れ、どれくらい下がったか知っておきたい」
俺はナミに近くにあった体温計を渡す、ナミが測っている最中に部屋の外が騒がしくなる
「ぎゃぁぁぁ！」
「待て肉！」
「待てルフィ、此奴は俺が調理する！食うなら美味い方がいいだろうが」
なんて話し声が聴こえた、ピピピっと体温計の音が鳴る
「38度2分…か、約2度下がった程度だな」
体温計を直し俺は部屋の外へ向かう
「どこ行くの？」
「あの馬鹿2人を止めに」
俺はそう言って部屋を出た
ナミ視点
「ヒーッヒッヒッヒ！元気そうだね小娘！ハッピーかい？」
フォルティナが部屋を出た瞬間他の扉から出てきたお婆さん、この人がDr.くれは？
「あの…質問があるんですけど」
「なんだい？」
「あの青い鼻のシカのぬいぐるみって…チョッパーって言うんですよね、なんで喋るんですか？」
そう聞くと不思議そうにこちらを見てきたDr.くれは
「なんで彼奴の名前を知ってんだい？」
「あ、フォルティナが紹介してきたから…」
「…ふーん、相当信じてんだね…まぁいい、彼奴は青い鼻のトナカイさ」
「トナカイは喋らないけど？」
「ヒトヒトの実を食ったのさ」
話に区切りがつくと…
「やめろって言ってるだろ！」
なんて声が聞こえて何かを殴る音がした、その後にフォルティナの笑い声、フォルティナって笑うんだ…
「Aはアンタらに相当気を許してるみたいだね…」
「!?知り合いなの！？」
「まぁね、古い知人程度さ…話は聞いたかい？」
魔王の話だと気がつくと私は頷く、すると何故か溜息を吐くDr.くれは
「何でため息つくの？」
「あの子の馬鹿加減にだよ…人間に絶望してるくせに人間の事を愛そうとする、本当に馬鹿な子だ」
そう言いまた溜息、絶望してるけど…愛そうとしてる？大切な物を全部奪われた上で愛そうとしているの？
…凄い考え、それに…すごく優しい考えだ
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エルフ・シャープナー(プロフ) - カケラさん» 本当ですか？間違ってますね、ありがとうございます！修正しておきます！ (2017年10月23日 6時) (
レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
カケラ - ため息をつかれるのところ疲れるになってるけどあってるんですか(・・? (2017年10月23日 2時) (レス) id: ad4c4a9460 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 闇夜((闇と夜の守護者さん» ありがとうございます!!頑張ります！ (2017年4月23日 22時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
闇夜((闇と夜の守護者 - いろんな天使がいたな、更新頑張れ (2017年4月23日 21時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 闇夜((闇と夜の守護者さん» KA☆O☆S☆多めがモットーです((( (2017年4月23日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルフ・シャープナー | 作者ホームページ：http:
作成日時：2017年3月14日 18時
